この記事は「事業家集団での活動〜初月初告知初動員その1」の続きです。
まだ読まれていない方は、先に「事業家集団での活動〜初月初告知初動員その1」を読んでみてください!
私がとある事業家集団に所属していた時のお話です。
物語感覚で読んでいただければと思います!
親友からの激詰め
事前告知の後、親友に蕎麦屋に連れて行かれ、激詰めされました。
焦点は、親友は「アムウェイとかそんな感じのビジネスじゃないよね」と確認し、私は「アムウェイみたいなビジネスではない」と答えたのに、結局はネットワークビジネスのNewaysだったことです。
私は「製品やサービスを提供するのか、ビジネスチャンスを提供するのかで大きが違いがある」と力説をしましたが、聞く耳を全く持たれなかったばかりか、「人を騙した、嘘つき、詐欺」とかなり罵倒されました。
その後私は、
- 親友にとって何かの助けになるという思いから伝えたということ
- 自分の説明が不十分だったために不快感を与えたこと
- 私としては将来のためにも事業家集団で頑張ってみたいと思っていること
を親友が納得するまで丁寧に説明をしました。
最終的には親友にも「私はNewaysをやることはないし、製品を使いたくもないけれども、カモネギがそこまでいうなら止めはしない」言ってもらえるようになり、何とか無事にその場を収めることができました。
ただし、条件が2つ提示されました。
1つ目は、親友を一度Newaysの事業説明会に参加させることです。
親友自身が、私が最初に取り組むNewaysのビジネスモデルなどの仕組みと、私が一緒に活動している人たちがどのような人なのかを知っておきたい、というのがその理由です。
2つ目は、3年間活動しても結果が出なかった場合は、将来のことを考えて活動を続けるかを再考してほしい、ということです。
これは、親友の私に対する心遣いだと思っています。
もし、本気で結果を出したいのであれば、自分の仲の良い友達と期限を決めておくと良いと個人的には思っています。
この条件に合意して、私の初めての事前告知は終了しました。
ただし私としてもかなりのダメージを負ってしまったため、ネットワークビジネスを続けていける自信がなくなってしまいました。
一方で、このまま将来の目標を諦めるのも嫌だったので、事前告知が終わったその足で師匠に相談することにしました。
師匠に辞めたいと相談
師「さっきは親友がとても怒っていたけれども、その後はどんな感じだった?」
鴨「最初はすごく怒っていましたが、2つの条件のもと何とかその場は収まりました。」
ここで、親友から言われたことを師匠に話、どのようにして場が収まったかを伝えました。
師「相当激しいことを言われたんだね。でも、なんとか無事に場が収まって何よりだね!その条件の内容を教えてもらっても良いかな。」
鴨「1つ目は、今後の事業説明会に親友も参加することです。私がやるビジネスが、法律に違反していないのか、人を最低限大事にしているのか、ビジネスモデルはどんな感じなのか、などを親友も知っておきたいと言っていました。」
師「でも、親友自身はビジネスをやる気はないんだよね?」
鴨「はい、そうです。」
師「それで親友が納得して、カモネギさんがビジネスに取り組みやすくなるなら、事業説明会に参加してもらおうか。」
鴨「わかりました!」
師「2つ目の条件は?」
鴨「2つ目は、3年以内に結果が出ない場合は、ビジネスを続けるかを再考するということです。」
師「ダラダラと結果が出ていない状態で続けていても仕方がないから、それは親友のいう通りかもね。なんとか結果を出さないと。」
鴨「はい。。。実はちょっと言いづらいのですが、絶対にいいと思ったものを親友に伝えたのに、ここまでボロクソに言われて、正直これから続けていく自信がありません。」
師「確かに、そこまで激しく言われるのは私がみてきた中でも珍しい方かも。でも、それは親友がカモネギさんのことが大事だから言ってくれたことだと思うよ。」
鴨「そうですかね。。。」
師「私はせっかくこうして縁ができたんだから、もっと一緒に頑張っていきたいと思っているし、そのためにできることだったら全力でサポートしようと思っている。それと、カモネギさんもここまで頑張ってきたんだから、目標を諦めてしまうのは勿体無いなとも思う。」
正直、ちょっとウルっときました。
師「私は、このチームを抜けて成功したという人を、まだ知らない*。最終的な判断がカモネギさんがする必要があるけれども、そういう意味でももう少し一緒に頑張れたらなと思っている。」
3分くらいの沈黙の後、確かにせっかくセミナーやトレーニングも頑張ったし、現場もたくさん言っているので、ここで辞めて目標を諦めるのは嫌だという気持ちが強いと自覚しました。
鴨「そうですね、もう少し、頑張ってみようと思います。」
師「自分が動けば動くほど、向かい風も強くなるもの。また何かあったら、遠慮なく相談してね!」
こうして、一度は折れかけた心が再び立ち直り、また頑張ろうと思いました!
※今では、事業家集団を抜けた後に自分で起業したりして成功している人もいますが、当時はあまりいなかったのかもしれません。
親友と参加した事業説明会
正直なところ、親友と参加した事業説明会はほとんど記憶がありません。
それは、親友の反応がとにかく気になって仕方がなかったからです。
途中でキレて帰ってしまうのではないか、講師(師匠)にを激しくなじるのではないか、はたまた私が刺されるのではないか、など、とにかく不安でいっぱいでした。
事業説明会の後、親友からは「多くの人が稼げるビジネスモデルとは思わないが、ビジネスモデル自体はしっかりしていると思った。人に対して迷惑をかけることがないのであれば、特に止めはしない。私は全く魅力を感じなかったけれど。」と言われました。
私は「やるだけやってみる。」とだけ伝えたと思います(うろ覚えです。。。)。
最大の救いは「きっと忙しくなると思うけれども、また時間がある時にでも遊びに行こう」と言ってくれたことです。
親友とのその後
事業説明会以降は、親友とも会う機会はガクッと減りました。
勧誘活動に時間と労力を割いているので、当然の結果です。
それでも、たまにLINEをやりとりしたり、自分で設定したオフの日にちょっとだけお茶をしたり、そんな感じで関係が続きました。
私は最終的に事業家集団を抜けます。
その時には、親友も仕事やプライベートの状況が変わり、事業説明会前よりも時間が取れなくなってしまいました。
ビジネスのチャンスを捉えるのもその時にしかできないことですが、親友と遊ぶのもその時にしかできないことです。
ビジネスと親友のどちらを湯煎するかに関して正解・不正解はないと思いますが、ちょっとだけ後悔しています。