事業家集団に入るまでの話〜10

事業家集団

この記事は「事業家集団に入るまでの話〜9」の続きです。
まだ読まれていない方は、先に「事業家集団に入るまでの話〜9」を読んでみてください!

私がとある事業家集団に所属していた時のお話です。
物語感覚で読んでいただければと思います!

事業の概要を聞く(事前告知)〜仕組みの詳細

B「今まで、扱う人が大事だと話してきましたが、まずは仕組みから説明しますね。」

鴨「あ、そっちから説明するんですね笑」

ここからは、ロバート・キヨサキさんの著書「金持ち父さん貧乏父さん」に書かれている内容を前提として話が進みます。

「金持ち父さん貧乏父さん」の内容を理解していることで、仕組みの理解と納得感が促進されます。

B「EクワドラントからBクワドラントに行くための、3つのビジネスシステムって覚えていますか?」

鴨(復習済みでっせ、のはずだけれども微妙に自信がないな。。。

鴨「フランチャイズ、ベンチャー企業、ネットワークビジネスでしたっけ?」

B「その通りです!この場で全部挙げられた人は、私が会った人では初めてです笑」

鴨「合っていて良かった!」

B「この中で、私たちが扱っているのはネットワークビジネスです。」

鴨(やっぱりそうか。。。)

B「ぶっちゃけ、カモネギさんはネットワークビジネスに対してあまり良い印象を持っていませんよね。」

鴨「そうですね。印象は正直悪いです。」

鴨(よく考えたらネットワークビジネスについてまともに話を聞いたことはないな。一度くらいはちゃんと話を聞いてみるか。)

B「私も、当初はネットワークビジネスに対してあまり良い印象を持っていませんでした。」

鴨「Bさんも最初の印象は悪かったんですね。」

B「はい。

鴨(印象が悪かったのに始めたのは何でだろう?)

B「3つのビジネスシステムの中で、私たちがネットワークビジネスを選択している理由は、初心者向けのビジネスだからです。」

鴨「初心者向けなんですか?」

B「そうです。3つの指標で見ると良いと教えてもらいました。」

そういうと、Bさんは以下の図を書いて説明してくれました。

 アイデア資金独立
ベンチャー×
自力
×
数百万円〜
×
Wワーク不可
フランチャイズ
本部が提供
×
数百万円〜
×
Wワーク不可
ネットワークビジネス
会社が提供

20〜30万円

WワークOK

B「このように、ネットワークビジネスが最も取り組みやすいし、実践しやすいビジネスです。

鴨(ベンチャーの資金や独立については、業種や働き方を工夫すれば○になるんじゃないかな?まあ、私にはアイデアがないから、ベンチャーが難しいことに変わりはないか。。。)

B「最初に話した通り、理想の状態になるためには実践が大事なので、私たちはネットワークビジネスを選択しています。」

この後は、ネットワークビジネスのビジネスモデルについて説明してもらいます。

事業の概要を聞く(事前告知)〜ネットワークビジネスについて

簡単にいうと、

  • 様々なビジネスで最後まで削減できなかったコストがCM(広告宣伝費)である。
  • CMをマスコミから口コミに変えた仕組みである。
  • 口コミの結果商品の流通が発生した場合に、口コミをした人にCM代が入る。
  • 美容院の友人紹介キャッシュバックに似ているが、商品の流通が発生するたびにCM代が入ってくる。
  • 代表的な会社として、ミキプルーン、Amway、ニュースキン、などがある。

という説明を受けます。

B「ここまでで何か質問はありますか?」

鴨「大丈夫です!」

私はこの段階で「ネットワークビジネスが実践しやすいビジネスシステムであり、その仕組みも合理的である」という認識を持つことになります。

B「私たちが契約している会社はNewaysという会社です。聞いたことはありますか?」

鴨「いいえ、初めて聞きました。」

B「そうですよね。私もCさんから話を聞くまでは知りませんでした。」

ここからはNewaysの説明ですが、面倒なのとNewaysに関する資料は捨ててしまった(笑)ので、省略します。

説明する側にとって重要なのは、「似たような商材を扱っている会社としてはLIONさん、サンスターさん、資生堂さんがあり、商品の流通方法が異なるだけ」という説明をして、マイナスの印象を和らげることです。

そういえば、いつ頃からかは忘れましたが、途中から久保利弁護士の話を聞かなくなりましたね。。。

B「契約している会社については、今全てを理解する必要はなくて、事業説明会もあるので、今後そう言った場で詳しく学んでいけば大丈夫ですよ。」

鴨「確かに、情報量が多いですよね笑」

B「ここまでで何か質問はありますか?」

私はここで2つの質問をしています。

事業の概要を聞く(事前告知)〜仕組みに関する質疑応答

鴨「ネットワークビジネスとねずみ講の違いって何ですか?」

Bさんの回答は

  1. ネットワークビジネスは、特定商取引法や薬事法での制限はあるが合法。一方、ねずみ講は1978年に法律で規制されて、現在では違法。
  2. ネットワークビジネスでは収入の範囲が有限だが、ねずみ講では収入の範囲が無限。
  3. ネットワークビジネスは登録自体は無料から可能であり、価値のある製品を販売しており、収入は後払い。ねずみ講は製品が存在しなかったり、製品自体に価値がない。

です。

合わせて、フランチャイズとネットワークビジネスの類似点や相違点についても教えてくれました。

フランチャイズでは仕組みとノウハウの両方を会社が提供するが、ネットワークビジネスでは仕組みは会社が提供するがノウハウは紹介者や師匠が提供する、ということですね。

鴨「ネットワークビジネスのメリットとデメリットについて、Bさんはどう考えていますか。」

Bさんの回答は

  • メリットは、初期費用とランニングコストが安い、学べる仕組みがある、Wワークが可能、クーリングオフ制度がある
  • デメリットは、印象が悪い人が多いことくらい

です。

このように、説明する側が細かく確認をいれることも大事です。

私はこの段階で「Bさんは非常に真摯に私に説明してくれているんだな」という思うようになります。

この感覚が、続く説明の説得力を増大させます。

鴨「なるほど。わかりました!」

B「今までは仕組みの話をしてきましたが、今からは大事な扱う人の話をしますね

※次章へ続きます。
事業家集団に入るまでの話〜11

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