リゾネットに勧誘された話【ダーツ好き編】〜1

ネットワークビジネス

趣味で意気投合したはずなのに、ネットワークビジネス以外では繋がることができない関係だった、というお話しです。

ネットワークビジネスに限らず、勧誘行為のあるあるです。

最初は共通の仕事や趣味などをきっかけに仲良くなったと思ったが、最終的には何かしらの勧誘行為をされ、その勧誘を断ると関係が切れるやつです。

私がネットワークビジネスに取り組んでいた時代に、勧誘目的で知り合いましたが結局やらなかった方の中には、今でも遊びに行ったり食事に行ったりする友達がいます。

なので、ネットワークビジネスの勧誘をしている全員が上記のような行動をするわけではありません。

しかし、全体として勧誘を断ると関係を断つ方は多いと思います。

勧誘者とは友達が開いてくれた飲み会で知り合った。

勧誘者(以下A )とは、友達(以下B)が開いてくれた飲み会で知り合いました。

Bの友達のさらに友達として参加した人です。

Aと仲良くなったきっかけは、飲み会中にダーツの話で盛り上がったことです。

私は社会人になりたての時、新人研修の終わりに同期とダーツに行ったり、現場に配属されても仕事を早く終わらせてダーツに行ったりと、たまにですがダーツに行っていました。

実は、マイダーツも持っています。

しかし、私の仕事が忙しくなり、そして元々一緒に行っていた同僚も仕事が忙しくて時間が合わなかったり、そもそも転勤してしまったりと、ダーツに行く機会がめっきり減ってしまいました。

かといって、実力的に一人で行くのも恥ずかしいなと思っていました。

そんな中、飲み会中にAもダーツが好きであることがわかり、「今度一緒に投げに行こう!」と意気投合しました。

私は純粋に、ダーツに一緒に行ける友達ができて嬉しいな、と思っていました。

ダーツ自体は純粋に楽しかった。

ダーツの予定日は平日でした。

そのため、1週間ほど前から会社の朝会で「○日は私用のため残業できません!」と宣言をしておく徹底ぶり。

ダーツ当日も会社で仕事をしながら、久しぶりにダーツに行けることを楽しみにしていました。

もちろん、マイダーツを会社に持って行き、近くの席の先輩に「今日は久しぶりにダーツに行くので、残業できません!」と念押しをしました。

定時がきたら速攻で退社し、待ち合わせ場所へ向かいます。

待ち合わせ場所で無事にAと会い、Aがよく行くダーツバーがあるとのことなので、そのお店に向かいます。

しかし、そのダーツバーは既に満杯でした。

店「30分くらい待てば入れますが、どうしますか?」

A「私は構いません。」

鴨「私も構いません。」

鴨(すごく立地が良い店なのに、予約しないだなんて適当だな。全てAに任せていた私にも責任はあるかもしれないけれども。)

などと思いつつも、店のカウンターみたいなところでカクテルを飲みつつ、お酒の話をメインに30分のほど時間を潰しました。

そして、いよいよダーツ開始です。

久しぶりのダーツだったので、なかなかうまくいかず苦戦。

それでも、やっぱりダーツは楽しい!

「思う存分投げるぞ!」と意気込んでみたは良いものの、1時間も投げ続ければ腕はパンパンです。

さすがに疲れたので、お酒を飲みつつちょっと休憩することにしました。

雑談しながらも、またダーツに行けたら良いな、と思っていました。

雑談中に唐突にリゾネットの勧誘が始まる。

Aも私も社会人ですので、ダーツや趣味の話題以外に、仕事の話も必然的に出てきます。

仕事の話題の中で、Aが唐突に行動に出ます。

A「実は最近、新しくビジネスを立ち上げたんですよ」

鴨「へー、そうなんですね。(今日はダーツの日なので、興味ない)」

A「実はこれをやっていて」

といつつ、Aはカバンの中から何かの冊子を取り出しました。

鴨(うわー、マジか。。。それ、前に栄養士から見せられたリゾネットのレターじゃん。)

鴨「あぁ、それだったら読んだことあります。リゾネットですよね?私はやる気ありません。。。」

A「そうなんですね。別に勧誘しようと思っているわけじゃなんですけれどもね。」

鴨(全く勧誘する気がないなら、なぜレターがカバンに入っている?なぜこちらから尋ねてもいないのにレターを出す?)

鴨「いつもカバンにその冊子を入れているんですか?」

A「ええ、まあ。でも、今日は純粋にダーツを楽しめればと思ってきたので。」

ただ遊びに行くことが目的であっても、カバンにレターは入っているようです。

ただ遊びに行くことが目的であっても、とりあえずレターは見せるようです。

私は、Aが本当にダーツ目的であっているのではなく、リゾネットの勧誘目的で会っているのだろうか、思いました。

私のテンションはちょっと下がりました。

意外にも割と良い気分で解散しました。

リゾネットの勧誘を受けたこともあり、その日はそれ以上投げようという気にはなりませんでした。

その一方で、心のどこかでは、Aは「純粋にダーツを楽しめればと思った」と話していたので、今度はビジネス抜きでダーツに行けたらという思いもありました。

鴨「今日は久しぶりにたくさん投げて、少し疲れました。」

A「そうですね、疲れましたね。」

鴨「今日はこの辺にしましょうか?」

A「そうですね。またダーツに行きましょう!」

鴨(リゾネットの話はされたけれども、Aは純粋にダーツを楽しみたいんだな。また行きたいな。)

鴨「はい、ぜひまたダーツに行きましょう!」

ちょっとだけ嫌な思いもしたものの、ダーツ自体はとても楽しかったことと、Aの方から「またダーツに行きましょう!」と声をかけてくれたことで、気分は回復しました。

そして、一緒に行ける友達ができたと言う思いもあって、割と良い気分でその日は解散しました。

※次章へ続きます。
リゾネットに勧誘された話【ダーツ好き編】〜2

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