リゾネットに勧誘された話【ダーツ好き編】〜2

ネットワークビジネス

この記事は「リゾネットに勧誘された話【ダーツ好き編】〜1」の続きです。
まだ読まれていない方は、先に「リゾネットに勧誘された話【ダーツ好き編】〜1」を読んでみてください!

残念、結局Aの言葉は社交辞令だった。

ダーツに行ってから1ヶ月ほどは、Aと連絡を取ることはありませんでした。

しかし、私に一緒にダーツに行ってくれる友達が一向にできなかったことと、Aから「またダーツに行きましょう!」と言ってくれていたこともあり、Aをダーツに誘ってみることにしました。

1回目(1ヶ月後):「しばらくは忙しいから行けません。」との返事があり

2回目(2ヶ月後):既読スルー

3回目(3ヶ月後):既読スルー

最初は「私が何か失礼なことをしてしまったのだろうか?」と考え込みました。

しかし、冷静に考えてみると失礼なことをしているのはAの方です。

ダーツという餌でカモ候補を呼び出しておいて、リゾネットをやらなければ縁を切る」というAのやり方は、人を蔑ろにしている非常に失礼な行為だと感じます。

2度目の既読スルー以降は、Aと連絡を取ることはありませんでした。

そして、AはLINEの友だちにいても他の人を探す時の障害にしかならないので、連絡先は削除しました。

私は勧誘目的で近づいた方とも縁を切りたくなかった。

私は、ダーツなどの趣味をきっかけにしてカモ候補に近づくことを、完全に否定するつもりはありません。

カモ候補が勧誘に乗らなくても、それをきっかけに本当に趣味で繋がる友達になることができれば、それはお互いにとってメリットがあると思っているからです。

だがしかし、一般的にどうかはわかりませんが、私が所属していたネットワークビジネスのチームでは「(人間関係に)優先順位をつける」という表現をしていました

要するに、ネットワークビジネスをやりそうな人(以下、カモ候補)には時間をかけ、そうではない人(以下、カモ候補以外)には時間をかけない、ということです。

具体的に言うと、カモ候補とはお茶に行き食事に行き、イベントなどにも誘い、関係を深めるためであれば何でもします。

一方でカモ候補以外には、お茶や食事に誘われても「予定がある」言って断り、旅行や買い物等の誘いも「仕事が忙しい」と言って断ります。

飲み会やイベントには誘いますが、必ず「友達との参加もOKだよ」とか「男性が1名足りないから、友達を誘ってもらえるかな?」などと伝え、次のカモ候補を探すきっかけにします。友達を誘えない場合は、イベントの収益源として声をかけます。

相手から縁を切られても「気にするな、次に行こう!僕たち私たちと一緒に乗り越えよう!」と、チームのメンバーから励まされます。

最初は相手から縁を切られると傷つきますが、そのうち慣れてきます。蛙の面に小便というやつです。

個人的には、上のような方針には違和感を感じており、私の信念の間で葛藤がありました。

たまに注意もされました。

しかし、私が勧誘した人に対して私から縁を切ったり、勧誘だけの関係で終わらせたりしたことはありません。たくさん縁は切られましたが。

なんらかの勧誘をされる方には、カモ候補も同じ人間として尊重して接していただければと思っています。

教訓

この体験の教訓は、知り合ってから日が浅く、共通の趣味で呼び出して何かの勧誘をする人とは縁を切って構わないということです。

そして、過去にネットワークビジネスをやっていた私が断言しますが、連絡先なんてブロック&削除で構いません

「知り合ってから日が浅く」と限定しているのは、勧誘者が昔からの友達の場合は、本当に心から良いと思って勧誘することもあるからです。

しかし、勧誘者の多くはカモ候補を大切に思っていません。大切なのは自分の財布です。

そして、知り合ってから日が浅い人に縁を切られてもケロっとしています。

「誰に対しても平等に接すること」や「誰にでも優しくすること」が大切だという価値観を持っている方も多いと思います。

しかし勧誘者によっては、カモ候補は数打てば当たる1羽でしかなく、別にこちらのことを大切にしてくれているわけではありません。むしろ、蔑ろにしています。

そんな人を、こちらが大切にしてあげる必要はありますか?

もっと時間と労力を割くべき人が、他にいるはずです。

ですので、縁を切っても気に病む必要はありません。

あと、店で30分待たされたことでわかるように、以前に紹介した栄養士の方みたいに、少々雑な方でしたね。

プチ解説

勧誘する側の方針として、大きく以下の2パターンに分かれると感じています。

①数打ちゃ当たる(今回のAのような勧誘)

②時間と労力を割いて勧誘側の価値観をすり込んでいく(私がネットワークビジネスをやっていた時の勧誘)

①の場合は、様々な方法で知り合って、とにかく呼び出して、ひたすら勧誘をします。カモ候補がどのような人間なのかにはあまり関心がなく、関係性を深く構築することもありません。

②の場合は、数ヶ月、場合によっては年単位の時間をかけて、お茶をしたりイベントに誘ったりして関係性を作った上でビジネスの話をします。相手の人間性や価値観なども理解した上で、勧誘行為に進みます。

個人的には、①の場合はこちらから縁を切りやすいですが、②の場合は勧誘者に情が湧いて縁を切りづらいものです。

かくいう私も、未だに私がやっていたネットワークビジネスの紹介者の連絡先は残っています。こちらから連絡をすることはありませんが。

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