人を雑に扱う人からはろくな話が来ない、というお話しです。
勧誘されたのはリゾネットという、旅行の会員権を取り扱うネットワークビジネスの会社です。
過去に経済産業省から取引等停止命令を受けています。
https://www.kanto.meti.go.jp/annai/hodo/data/20190329tokusho_press.pdf
勧誘者との出会いはカフェ会だった。
勧誘者(以下A)とは、カフェ会で知り合いました。
当時の私は仕事が忙しくて、IT系以外の人と知り合う機会がありませんでした。
そんな時に、飲み友達が「カフェ会には色々な職業の人が来るから、結構面白いよ^^」と話してくれたことで、カフェ会に興味を持ちました。
私は、色々な職業の人の話を聞いてみたいと思い、カフェ会に参加しました。
カフェ会の参加者は8人くらいで、Aはその中の1人でした。
Aは男性の栄養士で、フリーランスとして働いていると話していました。
「普段は食事のメニューを考えたりと、コンサルティングみたいな仕事をしている」と話していて、カフェ会ではリゾネットの話は一切出てきませんでした。
カフェ会が終わって家に帰ると、Aから「今度お茶でも行きませんか?」とLINEが届いていました。
少し考えましたが、
- ・男性&栄養士&フリーランスという組み合わせが珍しく、興味を持った。
- ・将来的に自分もフリーランスのSEとして独立してみたいと思っていた。
の2つの理由から、会ってみようと思いました。
場所と日時はAに指定され、当日を迎えることになりました。
時間通りにカフェに着いたが外で待たされる。
そしていよいよ当日がやってきました。
時間通りにカフェに着いたので、入店する前に一度Aに連絡をしました。
鴨「カフェの前につきました!席はどの辺りですか?」
A「ちょっと待ってください。連絡したら店に入ってきてください。」
鴨「わかりました。」
鴨(Aから誘っておいて、Aから場所と時間を指定しておいて、連絡するまで外で待ってほしいとはどういうつもりだ。)
Aの言動に、私は少し苛立ちと違和感を覚えました。
しかし、フリーランスで仕事をしているとのことだったので、急に仕事でも入ったのだろうと思い直し、気分を落ち着けました。
運良くその日は天気が良かったので問題ありませんでしたが、悪天候だったらたまったものではありませんね。
約束の時間を過ぎること約10分。
A「もう入ってきても大丈夫です!店の〇〇あたりにいます。」
鴨「りょ!」
こうして、カフェに入ることができました。
私に対する扱いが雑じゃない?
カフェでAが座っている席を見つけたので、席に近づいて行きました。
そのテーブルの上には、2人分のおしぼりとその包み袋が散乱しており、コップも放置されっぱなしでした。
当然、テーブルについている水滴もそのまま。
鴨「この席って誰か座っているんですか?」
A「いや、座って大丈夫です。」
鴨(散らかっているテーブルに着席させることに躊躇がないだなんて、どういう精神構造なのだろうか。)
私はさらに苛立ちと違和感を強めました。
しかし、さっきまでずっと外で立たされていて足が疲れていたので、とりあえず席につきました。
Aは自ら店員さんに片付けてもらうように頼む素振りもありませんでした。
そのため、席に座って速攻でアイスティーの注文し、注文がてら片付けてもらいました。
想像ですが、きっとAの頭の中はどうやったら私を勧誘できるのかでいっぱいだったのでしょう。
会話で強引さと違和感を感じる。
席に着くなり、私から口火を切りました。
鴨「さっきまでは別の方とお話しされていたんですか?」
A「はい、商談をしていました。」
鴨「そうだったんですね!栄養とか食品関係の商談ですか?」
A「いや、商談ではないんだ。」
鴨「え、商談ではないんですか?」
A「ええ、それで、最近どうですか?」
鴨(話題をそらしたな。栄養士の話をされると困ることがあるのか、それとも栄養士の話をしたくはないのか?)
鴨「まあぼちぼちです。」
こんな感じで雑談がしばらく続きました。
何を話していたのかはあまり覚えていませんが、とてもつまらなかったことだけは覚えています。
アイスティーは冷たくて美味しかったです。
個人的には「フリーランスの栄養士」という点に非常に興味がありました。
その話を聞く目的で来たので、この点について質問をしました。
鴨「フリーランスの栄養士って、どういう働き方をしているんですか?」
A「…(長いので省略)…」
鴨「面白そうですね!将来的に法人化しようとか考えているんですか?」
A「実は、栄養士の仕事にはそれほどこだわりはないんだ。実は別で立ち上げた事業で稼いでいるんです。」
鴨(カフェ会では栄養士であることをアピールしていたのに、栄養士にこだわりがないってどういうこと?)
鴨「副業っていうことですか?」
A「うん、とりあえずこれを読んでよ。」
鴨(何か私に対する扱いが雑すぎないか?)
私がそう思ったのも束の間、Aはカバンの中から15ページほどの冊子を取り出し、私に渡してきました。
そして、いよいよリゾネットの勧誘が始まるのです。
※次章へ続きます。
勧誘編はこちらの記事からどうぞ!
リゾネットに勧誘された話【栄養士編】〜2