変化していく事業家集団〜激しく動くカモネギの心

事業家集団

私がとある事業家集団に所属していた時のお話です。
フィクションかもしれないので、物語感覚で読んでいただければと思います!

この記事は「変化していく事業家集団〜新しい仕組みへの移行」の続きです。

師匠陣に対する印象の変化

新しい仕組みに対する師匠陣の確信が弱い

しい仕組みに対する落胆に加えて、カモネギの心を揺さぶったことは、師匠陣から新しい仕組みについて確信が伝わらなかったことです。

今までキツイ場面でも乗り越えてきた師匠、事業家集団自体にコミットしていた師匠、チームの方針を全力でサポートしていた師匠から、「新しい仕組み最高!」という思いが全く伝わりませんでした。

口では肯定していましたが、メラビアンの法則でいう93%が、そのように私に伝えてきました。

全体会議の内容の変化

新しい仕組みが始動するにつれて、全国セミナーで、実質トップのT氏が話す内容も徐々に変化している印象を受けました。

事業家集団内から自分の意見に反対する人を出したくない、造反者は徹底的に攻撃する、と言う意図の発言が増え、その舌鋒も非常に鋭いものとなっていきました。

これらに呼応するように、師匠陣が話す内容も当然全員同じように変わっていきました。失礼ながら、私は師匠陣に対して「自分の考えはないのだろうか」「T氏の操り人形ではないのだろうか」と思うようになっていきました。

「自分が源」をモットーとしている組織だったはずなのに、T氏は矢印を他のメンバーに向けており、師匠陣は自分の考えを持てない。そんな組織に変わっていってしまっている印象でした。

「このような組織に自分の人生を預けられない。徐々にそう思うようになっていきました。

3冠11ヶ月連続達成と4人目の事前告知

唐突な事前告知

事業家集団への不信が強くなりつつも、新しい仕組みに期待していた時期もあったので、現場には行き続けていました。そのため、3冠は11ヶ月連続で達成し、何人か仮弟子が出来ては辞めて、という状態が続いていまいた。

ある日、仮弟子目前の友人と食事中に、唐突に「カモネギさんがそのチームで取り組んでいる事業について、説明してほしいです!」とお願いをされました。

本来は、師匠とチューニングをしたうえで別日にしっかりと説明するべきだったと思います。しかし、日頃から新しい仕組み用の事前告知の練習をしていたこと、いつも事前告知ができるような準備をしていたこと、その友人と関係性が築けていたこと等から、カモネギの判断でその場で事前告知をしました。

思わず本音を漏らす

事前告知が終わった後に、友人からは「元々はネットワークビジネスのチームだったけど、今は新たに事業を立ち上げているチームなんだね!」と笑顔で言われました。

それに対して、ついうっかり「ぶっちゃけ、ネットワークビジネスの方が良かったかもしれないと思ってるんだよね。。。」と本音を漏らしてしまいました。

自分で事前告知を壊してしまいました。しかし、これが私の本音なのだと言うことも痛感しました。

当然、その友人が仮弟子になることはありませんでした。

師匠への報連相は、適当に誤魔化して書いて送ったと記憶しています。

4人目の事前告知から少し経って

4人目の事前告知直後のカモネギの状態は、0系1人仮弟子2人でした。

しかし。新しい仕組みに確信が持てなくなり、3冠も達成できなくなっていきました。

いくら仕組みと扱う人では扱う人の方が大事だとは言っても、仕組みがダメなら勝てないよな。。。

なぜなら、仕組みで勝って人で圧倒するのが大事であると強く教わっていたからです。つまり人で圧倒する前提条件として、勝てる仕組みが必要だからです。

そして、私にもついに限界が来つつあるのだなと感じました。

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