私がとある事業家集団に所属していた時のお話です。
フィクションかもしれないので、物語感覚で読んでいただければと思います!
この記事は「変化していく事業家集団〜事業家集団独自のコンテンツ」の続きです。
事業家集団が独自コンテンツを進めるにつれて、セミナー内容や活動内容にも変化がみられるようになりました。その中でも特に気になった内容2点です。
セミナー内容の変化
事業家集団の人数
まずは、事業家集団の人数についてです。
私が事業家集団に入った時の事業家集団全体の人数は約5000人でした。それから年数を重ねるごとに5500人、6000人と順調に人数が増えていき、ついに6500人に到達しました。
ここまでは、私も本心からすごいと思っていました。
しかし、とあるセミナーから突然1万人と言い出しました。今までは500人ずつ増えていったのに、今回増えた3500人はどこからきたんだよwwと思いましたが、そんな疑問を呈することも憚られる雰囲気でした。
また、以前は事業家集団に所属しているメンバー全員のマップが全体セミナーで張り出されていましたが、いつの間にか張り出されることがなくなりました。
「仕組み」と「扱う人」
続いて、「仕組み」と「扱う人」についてです。
セミナーの内容の中でも非常に重要なこととして、「仕組み」と「扱う人」のどちらが大事か、という話があります。
今までのセミナーでは、「仕組み:扱う人 = 1:9」と教わっていました。しかし、突然「仕組み:扱う人 = 1:99」いや「仕組み:扱う人 = 0:10」と言い出しましたww
私は内心では激しく突っ込みましたが、この件に関しても疑問を呈する事が憚られる雰囲気でした。
説明もなく急に比率を変更したことに対して、事業家集団の上層部はどのように思っていたのでしょうか。
義理人情
最後に、セミナーの中で義理人情について語られる機会が増えてきたのもこの時期です。
事業家集団の実質トップのT氏は、全国セミナーの中でガソリンスタンドの話を頻繁にするようになっていました。
内容を簡潔にまとめると、「過去にお世話になったガソリンスタンドの経営が厳しくなった時は、たとえそのガソリンスタンドが遠くて値段が高くても、そのガソリンスタンドを利用する」という内容だと記憶しています(記憶違いでしたらすみません)。
恩を受けた方や第三者が「義理人情を大事にしろ」と言うのは理解ができますし、私も義理人情は大事だと思います。
しかし、T氏の話を聞くと(あくまでノンバーバルにて受けた印象ですが)「俺(T氏)を裏切るな。俺(T氏)への義理人情を大事にしろ」と言いたいのかなと言う印象を受けました。
この頃からか、やや強行的な発言が目立ってきたように感じました。
義理人情について本人が言うのか、という思いに加えて、ビジネスの観点からは事業の将来性や財務諸表、契約などの方が優先されるのでは、という思いが拭いされませんでした。
私の師匠に対する思い
それにしても、師匠陣の変わり身の速さには、良くも悪くも舌を巻きました。今までセミナーで話していた内容を、サラッと変える事ができるのですから。
それと同時に、今までセミナーでは「過去から同じことを伝え続けているので、原理原則は変わらない」とあれほど話していたので、一貫性がないという点で不信感が強まりました。
スマホのゲームアプリ
師匠からゲームアプリを紹介される
セミナーで師匠が突然「ゲームをやることにも意外と学びがある」と言い出しました。
そして、スマホのゲームアプリを10個程度インストールさせられ、毎日そのゲームにログインして少し遊ぶことが強く推奨されました。
カモネギの思い
それまでは、「ゲームは時間の無駄である」や「事業を始めたらまずはテレビのコンセントを抜け」というくらいゲームに対してはネガティブな環境でした。
そのため、ゲームを推奨されることに対しては、正直なところ何を言っているのか意味が理解できませんでした。
ゲームに関しては「いずれはチームのみんなに還元される」という説明がありました。しかし、具体的にどう還元されるかは伝えられることはありませんでした。
事業家集団としても言える情報と言えない情報があるとは思います。しかし、説明もなく急にスマホゲームを推奨されたことに対して、指針に一貫性が見えずあまりに不透明すぎだと感じました。
メンバーの時間と労力を費やすのだから、それなりの説明が必要だと個人的には考えていました。
私は、途中から面倒くさくなったこと、何気に負荷が高かったこと、そして意義が全く見えなかったので、アプリ自体を割と早い段階で削除してしまいました。
しかし意義を唱える事ができない雰囲気
このように、セミナー内容の変化とスマホのゲームアプリについて、一貫性がガタガタだと思いました。
しかし、その不信感を師匠に伝えたり報連相に書いたりできる雰囲気ではありませんでしたし、他のチームメンバーとも違和感について話せる雰囲気ではありませんでした。
他のメンバーも一応師匠に合わせている感じではありましたが、なんだか腑に落ちないという表情をしている方が散見されたと記憶しています。
誰か、報連相に書いた人はいるのかな?
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