少し前になりますが、IPAが実施する情報処理安全確保支援士の実践講習を初めて受講しました。
結論としては、私は受講して良かったと思っていますし、資格を維持し続けたいと考えています。
せっかくなので、私の記憶に定着させる目的も兼ねて、可能な範囲で記事として残します。
- 情報処理安全確保支援士を受験しようか考えている方
- 情報処理安全確保支援士に登録しようか悩んでいる方
- 実践講習が不安な方
の一助になれればと思います!
※講習の具体的な教材・演習内容や、他の受講者を特定できる情報は、守秘義務等を考慮して本記事では取り扱いません。
私とセキュリティの関わり
私がセキュリティに携わるのは主に開発者としてであり、CISOやCSIRT責任者のような立場になったことはありません。
セキュリティに関わるタイミングは主に以下の2つです。
- サービスやシステムの要件定義・設計・実装
- インシデント発生時の調査・分析・修正
また、セキュリティインシデントとの関係は以下のような感じです。
- 幸いなことに、今までのエンジニア人生でアプリケーション由来の重大なセキュリティインシデントには遭遇したことはありません。
- しかし、社会人3年目くらいの頃に、ソーシャル・エンジニアリングのターゲットにされてしまったことは大いに反省しています。
個人学習
詳細は割愛しますが…
- 適当にやろうと思えばすぐに終わりますが、真剣に取り組むとそれなりに時間がかかります。
- グループ討議を充実させたいのであれば、真剣に取り組んだ方が良いです。
- セキュリティ関連の業務に携わる機会が少なかったり、実践経験が少なかったりすると、結構大変かもしれません。一方で、頭の体操になるという一面もあったので、面白かったです。
- 仕事やプライベートで突発的に何かが発生する可能性を考慮して、家庭を持っている方は遅くても2週間ほど前から準備しておくと良いと思いました。
グループ討議
こちらも詳細は割愛しますが…
私はセキュリティインシデントの実践経験がないので、議論についていけるか非常に不安でした。そこで「他のメンバーの知見を吸収するぞ!」という意気込みで参加しました。
私には、自分以外のグループメンバーが全員聡明そうに見えました。難しい試験を突破したうえに、自己研鑽を積もうと考えている方々なので、当たり前ではありますが。
なので、気後れするかもしれませんが、他のメンバーも人間なのだと割り切って臨みましょう。
- 組織をどう巻き込んでいくかなど、私としてはいつもとは違う頭の使い方をしました。
- グループが多様な経歴を持つメンバーで構成されている点が非常に良かったです。
- 自分の意見が少し恥ずかしく感じる場面もありましたが、思い切って発言すると良いと思います。自分にはない切り口での考えや知識をたくさん学ぶことができました。また、恥ずかしい思いをすると、記憶に強く残ります。
- 討議時間が非常に短いことや、講師の方とのやり取りが時折ヒリヒリしていることも、実践講習の特徴です。セキュリティに限らず、実際のインシデント対応における「限られた時間とプレッシャーの中で判断を迫られる」という状況と近いので、そのような緊張感などは特に実践的だと感じました。
私のように普段から何らかの形でセキュリティに関わっている方であれば、真剣に取り組むことで問題なく実践講習を修了できると思います。
個人的には、普段からセキュリティ関連の業務をメインにされている方が、この実践講習に対してどのような印象を抱いているのかは気になりますね。
情報処理安全確保支援士に対して思うこと
- 資格維持が大変だからこそ、その資格に価値がある
- 正直、講習を受講し続けるのは時間と労力の面で大変だ、という気持ちはあります。
- しかし、資格取得後も継続的な学習が求められるからこそ、資格としての信頼性や価値が維持されるのだと思います。
- 私は、普段はセキュリティ関連の業務に従事していないからこそ、今後も講習を受講して登録を更新し続けたいと強く思いました。
- 費用が高いのが悩み
- 資格維持のための講習費用が悩みの種です。
- 願わくば、実践講習の費用がオンライン講習と同程度になってくれると嬉しいです!
まとめ
- 個人学習とグループ討議の二部構成になっている。
- どちらも真剣に取り組むと大変だが、得られるものも多い。
- グループ討議ではさまざまな経歴を持つメンバーと討議をするので、自分にはない観点や知識を吸収できる。
- 普段、セキュリティ関連の業務に就いていない方でも、真剣に臨めば十分に講習についていける(と思います)。
- 私は実践講習を受講して良かったと思っていますし、資格を維持し続けたいと考えています。
※下の2冊は私が合格した時に利用した本(年度は異なりますが)ですので、入門書や教科書に迷ったら是非手に取ってみてください。
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以上