事業家集団での活動〜長めの燃え尽き症候群

事業家集団

私がとある事業家集団に所属していた時のお話です。
フィクションかもしれないので、物語感覚で読んでいただければと思います!

この記事は「事業家集団での活動〜初めてパートナーができる!」の続きです。

燃え尽き症候群もどき

初めてできたパートナーが事業家集団を辞めてからは、いまいちやる気が出ませんでした。

サボろうと思っているわけではありませんが、どうしても本気になれないというメンタルでした。部活の引退試合が終わった後と同じメンタルと言えば、イメージしやすいかもしれません。

とはいえ、現場にはそこそこの頻度で行き続けていましたし、3冠は2〜3ヶ月に1回くらいの頻度で達成していました。そして、友人が弟子入りしたり辞めたりを繰り返している状態でした。

ただ、一緒に事業に取り組む友人はなかなかできませんでした。

そんなメンタルでも定期的に3冠を達成するくらいの現場数をこなしていた理由は、まだ成果が出せるかもしれないという希望も持っていたからです。

「物心両面で豊か」という理念に対する疑問

現場では、事業家集団内の他チームのメンバーとバッテイングすることが多々あります。そのような機会が増えるにつれて、私の中には「この人たちは物心両面で豊かになる方向に向かっているのだろうか?」と疑問を感じることが増えてきました。

綺麗事かもしれませんが、私は、たとえ相手が事業家集団のメンバーだったとしても、できる限り良い時間を過ごしてほしいと思っていました。そして、常に何かプラスになるものを与えられる自分であろいうというのが、現場での私の信念でした。

チームの方針には若干反しているようで微妙な感覚ではありましたが、与えるということは「相手が相手自身の人生を前向きに頑張ろうと思えるようなきっかけになる」というように解釈していました。そのため、相手が事業家集団のメンバーであるか否かは関係がないと思っていました。

この件で、師匠からはよく注意されていましたが笑

しかし現場では、私が事業家集団のメンバーだと分かった途端に、無視をする・邪険に扱う・私を貶める言動をする、などの酷い扱いをする人もいました。

一番嫌だと感じたことは、事業家集団内の別チームの師匠が、私が優先して関わっていた友人を掠め取ったことです。人はものでは無いので「友人を掠め取る」という表現は不適切だと思いますし、最終的に決断するのは友人自身です。しかし、自分の利益のためならば何をしても良いと考えている師匠もいるのだなと思いました。

これらのことが重なり、「物心両面で豊かとは?」という思いが強くなりました。そして、このチームにいても物心両面で豊かな人間になることは難しいのではないかとも思うようになりました。

これらのことも重なり、現場には行きつつも燃え尽きたようなメンタルになっていました。

それでも事業家集団での活動を続けていた理由。

「物心両面で豊かになる」という、事業家集団が(名目上は)一番大事にしているであろう理念に疑念をいだいてもなお、活動を続けていた1番の理由は、チームメンバーとイベントやセミナーを作り上げることが楽しかったし、やりがいがあったからです。

セミナーに関しては、セミナーに参加しているメンバーが、セミナー終了時にやる気になって会場を飛び出していく姿を見送ることができた時に、非常に達成感を感じました。

イベントに関しては、自分が誘った友達に「今日は素敵な飲み会だった!また誘ってね。」と言われたり、事業家集団のメンバーの友人に「今日の飲み会、めっちゃ楽しかった!また来ます!」と言われたりすることが、とても嬉しかったです。

今思えば、一種の中毒のような感じでした。

そして、事業家集団自体には色々な思いを持ちながらも、まだどこかで信じていたいと思っていたのだと思います。

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