私がとある事業家集団に所属していた時のお話です。
フィクションかもしれないので、物語感覚で読んでいただければと思います!
この記事は「事業家集団での活動〜外部研修の初参加」の続きです。
3回目の事前告知
外部研修に向けてがむしゃらに現場に行ったことが実り、ついに3回目の事前告知をすることになりました。
今回告知するのはPさんという若い男性で、稼ぎたい、自分の自由に生きて行きたい、という思いがある方でした。私が若干強引にエンロールした感じはありましたが、彼の将来に貢献できるかもしれないと、ワクワクしていました。
今回は、師匠も紹介者も予定が合わなかったので、初めて1人で事前告知を行うことになりました。非常に緊張しましたし、それに向けて何度も事前練習をするのは本当に大変でした。
しかし、たとえ自分1人だったとしても事前告知をやり切るという強い意志と、なんとしても結果を出したいという熱意、事業家集団がPさんにとってもプラスになるだろうという強い思いを持って事前告知に臨みました。
その結果、私の想いがPさんにも伝わったのか、3度目の事前告知は成功し、その後のセミナーへの動員を経て、事業家集団7ヶ月目にして初めてのパートナーが出来ました!
大変だった分、事前告知を無事に終え、パートナーができた時の充足感もひとしおでした。
外部研修でモチベーションがやる気が上がったこともあり、自分だけではなくPさんの人生も背負っていこう、そう決意しました。
初めてのパートナーが出来て
事業家集団に対する若干の違和感を持ちつつも、初めてのパートナーができてからは嬉しいことがたくさんありました。
Pさんの背中の後押しをできたこと、自分の努力が形になったこと、そして彼の初発注によって自分に収益が入ったこと、などなど。
今までのセミナーでは「パートナーができるとセミナーの聞こえ方が変わる」と言われていました。自分にもパートナーが出来て、それを実感しました。
今までは自分のためだけにセミナーを受けていましたが、これからはPさんと共に成長して結果を出していくために今まで以上に吸収せねばという思いに変わりました。
セミナースタッフもより積極的に参加するようになり、現場に対するモチベーションも今まで以上高まっていました。
カモネギの空回り
Pさんの登録発注や、各セミナーの初参加までは問題なく進みました。しかし、Pさんはそれで満足したのか、自分からそれ以上動こうとする様子はあまりありませんでした。
そんなPさんに少しでも変わってもらいたいという思いもあったので、私自身が現場に行きまくったり、弟子入りをする友人を作ったりと、自分の行動として示そうとしました。そして、Pさんにも主体的に動いてもらえるように、現場に行くことの価値を伝えたり、一緒にイベントに参加したり、できる限りのことはしたつもりです。
しかし、そんな私の思いや行動とは裏腹に、Pさんのセミナー参加率が悪くなり、無断欠席も増えていきました。そして、Pさんが事業家集団に加入してから4ヶ月ほどで、音信不通になってしまいました。
Pさんと共に頑張ろうと強く思っていただけに、このときの虚無感は10年近く経った今でも覚えています。
今となっては、私自身が変わろうと言う思いよりも、Pさんに変わって欲しいと言う思いが強かったと反省しています。また、私の思いをPさんに押し付けていたのかなと感じています。
そして、Pさんが事業家集団に入ったのは彼自身の決断だったとは言え、Pさんの時間と労力とお金を費やす結果になってしまったことに対して、若干の申し訳なさが残っています。
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