この記事は「事業家集団に入るまでの話〜16」の続きです。
まだ読まれていない方は、先に「事業家集団に入るまでの話〜16」を読んでみてください!
私がとある事業家集団に所属していた時のお話です。
物語感覚で読んでいただければと思います!
1泊2日セミナー(1回目)〜1日目続き
1日目のセミナーが終わり、私はとても興奮していました。
入り口はネットワークビジネスではあるものの、幅広い事業展開ができる可能性と、様々なバッっ苦グラウンドを持っているメンバーとのシナジー効果が期待できる環境が、心から素敵だと思いました。
セミナー終了直後、CさんとBさんに「こんな素敵な環境があっただなんで、まるで夢みたいだ」と伝えました。偽らざる本音です。
1日目のセミナーが終わり、Bさんを含め7〜8人のメンバーと会場を出た私は、皆んなで美味しいお店に行って飲み食いするものだとばかり思っていました。
しかし、そんな空気は一切なく、近場でさっさとご飯を食べて宿に直行しました。
鴨「せっかく京都に来たのに、名物を食べたりしないで宿に行くんですか?」
B「そうですよ。」
鴨「ちょっと勿体無いような気がしますが。。。」
B「私たちは旅行できているわけではなくて、経営者の学びの場として来ているので、特に観光とかそういうことはしませんね。」
修学旅行のノリで来ていた私は「ここは遊びではなく、仕事の場だもんな」と気を引き締め直した覚えがあります。
メンバーの多くは、宿で軽くビールを飲んだりやつまみを食べたりしたものの、基本的にはスマホやノートPCと向き合って何やら作業をしているようでした。
一方の私はというと、同じ宿に泊まっているメンバーの中に、なぜかバッグ一杯にNewaysの製品を入れている人がいたので、手元のカタログと照らし合わせながら製品を見たり、アサイードリンクを分けてもらったり、シャンプー等を借りてお風呂に入ったりと、製品を使う時間になりました。
まだ製品の発注はしていなかったので、これはこれで有意義な時間になりました。
そんなこんなで、慌ただしい1日目が終わりました。
1泊2日セミナー(1回目)〜2日目
2日目は初参加紹介みたいなものがあり、壇上に登りました。
眼下に広がる5000人を前にして、改めてすごい迫力だと感じました。
その他、系列アップの承認など、様々な表彰がありました。
ちなみに、この時から性欲向上セミナーはありました。
初参加の私はポカーンとしていましたが、既に事業家集団で活動をしているメンバーは大爆笑。
どうやら、真似されている本人を知ると、とても面白いとのことです。
一体どんな人なのだろう。。。
2日目の締めは、事業家集団のもう一人のトップであるM氏のスピーチです。
M氏に対する印象も鮮明に覚えています。
プラスの印象は、優しそうで穏やかで全体を包み込み、かつ組織の潤滑油みたいな人、という印象です。
この時、Mさんとはゆっくりお茶をしてみたいなと思いましたが、結局それは事業家集団を抜けるまで叶わずでした。
マイナスの印象はあまりないのですが、事業家集団の戦略を立てたり、新たなことに挑戦するタイプには見えませんでした。
M氏とT氏に対してはほぼ真逆な印象を受けました。
どちらか片方がトップという位置づけではなく、2人でトップを張っているからこそ、事業家集団はうまく行っているんだと思いました。
それと同時に、この2名の力関係が崩れた場合(特に、権限のほとんどをT氏が掌握してしまった場合)、事業家集団はとても過激な集団になってしまうのではないかと、一抹の不安も覚えました。
そんなこんながありましたが、初めて参加した1泊2日のセミナーは無事に終わりました。
個人的には、事業家集団で頑張った先には幅広い事業展開ができるという確信を持てたことが、1番の収穫でした。
ネットワークビジネスは一般的に印象が悪いが、その先にある未来を信じて頑張ろうと決意する2日になりました。
行きも職場からセミナーに直行し、帰りも職場に直行することがだけは、しんどかったですが笑
ランク決めと製品発注
1泊2日セミナーから帰ってきたその日の夜に、ランク決めをしました。
当時のNewaysには4種類のランクがあり、収益が得られる範囲と初期費用が異なります。
収益が得られる範囲とは、ざっくり言うと、自分から始まる組織の何段下までの人の売上が自分の収益に反映されるかや、反映される時の割合の大きさ、です。
当然、収益が得られる範囲が広い方が、初期費用がかかります。
私は一番範囲が大きいエグゼクティブでスタートしました。
その意図は、ビジネスとして取り組むのであれば収入がたくさん得られる仕組みで始めたい、という理由です。
このランクについては、事前にCさんからどのランクで始めるのか、その理由はなんなのかを確認されました。
ネットワークビジネスという業界では、契約する側の認識が不十分のまま契約してしまうことが多々あります。
こういったことが発生すると、チームにとっても契約した本人にとっても不幸でしかありません。
そのような事態を防ぐために、Cさんは非常に気を使っていました。
初期費用は確か24万円程度で、登録と同時に24万円分の製品を購入する必要があります。
フロントトレーニングのメンタル編で、『製品のブランドチェンジ』という話があったので、この辺りはすんなり受け入れました。
むしろ、個人的にはアサイードリンクが気に入ったので、他の商品を含めて色々と試したかったのが本音です。
しかし、なぜか発注するこの日に限ってアサイードリンクが売り切れていました。
Bさんと「人気商品なんだから在庫確保しておけよ!」と突っ込みながら、楽しく発注作業をしました。
これにより、晴れてBさんは私の紹介者に、Cさんは私の師匠になりました笑。
以下、Bさんのことを紹介者(略名:紹)、Cさんのことを師匠(略名:師)と表記します。
※次章へ続きます。
事業家集団に入るまでの話〜18