事業家集団に入るまでの話〜16

事業家集団

この記事は「事業家集団に入るまでの話〜15」の続きです。
まだ読まれていない方は、先に「事業家集団に入るまでの話〜15」を読んでみてください!

私がとある事業家集団に所属していた時のお話です。
物語感覚で読んでいただければと思います!

1泊2日セミナー(1回目)〜出発

いよいよ、1泊2日セミナーに向かう日です!

年収が数億円の人から直接学べる機会ということで、とても興奮していました。

私はBさんのチーム全員とCさんのドパ(Cさんが直接勧誘したメンバーでチーム人数が少ないメンバーと、そのチームメンバー。ドパーソナルの略)数名で、夜行バスに乗りました。

初めて話すメンバーも多かったですが、私のことは有名だったようです。

とてもビジネスに前向きで、トレーニングとかもすごい勢いで進めている奴がいると笑

とあるメンバーからは「Bさんから噂は聞いていたので、初対面という感じが全くしない」とまで言われました。

非常に光栄です!

Bさんはこれらのメンバーを統括する立場ということでかなりピリピリしていましたが、私は修学旅行みたいなノリだったので気楽なものです。

Bさん、ゴメンよ。。。

そして夜行バスに乗り込み、セミナー会場へと向かいます。

私はBさんの隣に座りました。

夜遅くまでスマホと睨めっこをしているBさんを見て「すごいなー」と思っていましたが、まさか自分が翌月に同じようになるとはこの時は全く想像をしていませんでした。

気がつくと朝でした。

ここで、初めて製品を使うことになります。

長時間の座り移動で体がベタついていたので、体を拭くでかいやつ(名前忘れた)。そしてアサイードリンク。

個人的には、メンバーが製品を使っていてもなんとも思いませんでした。

自分が流通させる製品なんだから使って当たり前だと思っていました。

製品自体は悪くはなさそうだな、というのがこの時の正直な感想です。

そしてついに、1泊2日セミナーの会場に足を踏み入れることになります。

1泊2日セミナー(1回目)〜1日目

会場に入ると、情熱大陸のテーマが大音量で流れていました。

たくさんの席が用意されており、あっという間にその席が埋まっていきます。

当時は席の番号が全て数字で振られていたので、その番号で用意されている席数を知ることができました(途中からAブロック、Bブロック、などといような番号に変わりました)。

一番大きい番号は4800くらいだったかと思います。

参加者も30代以下がほとんどであり、本当に5000人近くもいるんだなと驚きました。

そして、セミナーが始まりました。

最初はこのチームのトップの1名であるT氏の講演です。

T氏は年収数億円の人で、チームの中では皆が大尊敬している人だったので、T氏から直接経営について話が聞けることをとても楽しみにしていました。

この時のT氏の話は、昔の話でありメモも捨ててしまったので内容は覚えていませんが笑

ただ、私のT氏に対する印象は鮮明に覚えています。

プラスの印象は、目標達成に対する執念は凄まじく、そのためにはどんな努力も前向きに受け入れ、決して現状で満足しない人、という印象です。

少し稼ぐ程度ならいざ知らず、年収が数億円になるためには生半可な気持ちでは通用しないということを肌身を持って実感しました。

そして、目標を達成しても新たに目標を設定し、常に向上心を持って行動し続けられる点は、CさんやBさんを通じて今の私にも引き継がれています!

一方でマイナスの印象ですが、個人的には周囲が言っているような人間的な魅力はあまり感じませんでした。

少し冷徹というか、本心では何を考えているのかがわからないというか、目的のためには手段は選ばなさそうというか、、、友達になりたいかと言われると「No」という印象です。

初見で大変失礼ではありますが、会社員と同じように、私たちもいずれはT氏の目的の歯車にされてしまうのでは、と思ってしまいました。

そんなこんながあって、昼休憩です。

昼休憩では、アテンドと言って結果を出している人に質問をできる時間があります。誰にいつ質問できるかはその時々で変わりますが。

特に、初回参加に人は優先的に質問ができるとのことだったので、まずはこのチームのことを知るためにも、紹介者であるBさんを引き摺り回すような感じで質問をしにいきました。

私が初めて質問をしたのは、関西をメインに活動をしているO氏です。

うろ覚えですが、私が「Oさんがビジネスを初めたての時に心がけていたことはなんですか?」と質問したところ、O氏は「とにかく多くの人に伝えること。」と回答していただいたと思っています。

私は3年以上事業家集団にいましたが、O氏と直接話したのはこれが最初で最後です笑

他にも、当時は新橋にお店を出されていた某リーダーにも質問をすることができました。

午後には、事業家集団で稼いでいる人の生活や、ネットワークビジネス以外に立ち上げている事業の紹介などがありました(2日目だったらすみません。。。)。

周囲の人は、旅行の写真や高級料理、服や靴やアクセサリーの話題に対して非常に盛り上がっていました。

私は内心で「ここには、事業をやりたいと思って参加している人よりも、何でも良いからお金を稼ぎたいと思っている人の方が多いのかな?」と感じました。

ネットワークビジネス以外の事業の紹介は非常に興味深かったです。

カフェバーからボードゲーム事業まで紹介してもらったことで、この段階では事業家集団で起業できる業種が非常に幅広く、それぞれのノウハウも蓄積していそうだと感じました。

また、お店のデザインを事業家集団のメンバーに依頼したという話を聞いて、確かに5000人もメンバーがいれば各分野で優れた実績がある人もいるのだと感心しました。

ロバート・キヨサキ氏の本にも「ビジネスのチームを作れ」的なことが書いてあったな、などと思いつつ、ネットワークビジネスは好きではないが事業家集団で頑張ることに価値はありそうだと判断しました。

※次章へ続きます。
事業家集団に入るまでの話〜17

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