この記事は「事業家集団に入るまでの話〜12」の続きです。
まだ読まれていない方は、先に「事業家集団に入るまでの話〜12」を読んでみてください!
私がとある事業家集団に所属していた時のお話です。
物語感覚で読んでいただければと思います!
事業の概要を聞く(事前告知)〜心の中でCさんを師匠と呼ぶようになって
疑問点をCさんに一通り確認した後、私はこのように言いました。
鴨「まずは、セミナーに参加したいです。日程を知りたいです!」
B「そこは私が説明しますね!」
当時あったセミナーは以下の通りです。
- 事業説明会(OM, Opportunity Meeting)
- フロントトレーニング(FT)
- 一泊セミナー
- ホームミーティング(HM)
- OneDay
- Neways製品セミナー
- ラリー
- NDT(New Distributor Training)
- コンプライアンス会議
多分これで全部です!多分。。。
C「次に、3つの大事なお話し、というものをするね。」
鴨「はい!」
情報の取りどころ
C「1つ目は『情報の取りどころ』です。
鴨「情報の取りどころ、ですか。」
C「うん。結果を出すためには、事実と意見のどちらがより大事だと思う?」
鴨「どちらかというと『事実』でしょうか?」
C「その通りで、事実の方がより大事だと私も教わりました。」
鴨「なるほど!」
C「まずは誰から情報を取るかが大事です。事業を本業としてやっている人、その事業一本で食べている人から情報を取ると良いよと教わったんだ。」
鴨(これについてはその通りだな。)
C「例えば、甲子園を目指している人が、プロ野球選手と草野球をやっているおじさんのどちらからアドバイスを聞いた方が結果が出やすいかというと、プロ野球選手だよね?」
鴨「そうですね!」
C「なので、事業についてアドバイスを求めるときも、自分で事業を立ち上げていない人や、事業をやっていても結果が出ていない人ではなく、実際に結果を出している人から聞くと良いよ!」
鴨「結果を出している人で言うと、CさんやBさんですか?」
C「Bさんは結果を出すのはこれからなので、まずは私に色々と聞いてもらえれば大丈夫だよ!Bさん、頑張ろうね笑」
B「はい笑」
鴨「分かりました!」
C「次に『文責がしっかりしているところから情報を取る』ことが大事です。」
鴨「文責、ですか?」
C「そうです!特にインターネット上では匿名で情報を発信できるので、嘘でも何でも書けてしまう。それに、結果を出している人がインターネット上に情報を書くことはあまりない。例えば、野球で大成功しているイチロー選手が、練習方法をとかをインターネット上で発信したりはしないでしょ?」
鴨(かと言って、ネットから全く情報を得ようとしないのもどうなんだろう。。。ネットでも正しい情報や貴重な情報を発信している人は沢山いるし。)
C「本だと、出版社と著者が分かるので変なことを書けない。自分の書いた内容に責任を持っているので、そう言うところから情報を取っていくと良いよ。」
鴨「分かりました(でもあまり納得はできない)」
C「最後に、結果に効果がある情報を取ると良いよ。」
鴨「具体的にはどういうことですか?」
C「例えば、起業に失敗した話や倒産した話を聞くよりも、事業で成功してうまくいった話を聞いた方が、起業するぞと言う時に結果につながりやすいと教わったんだ。」
鴨(そう言うものなのかな?リスクヘッジのために、上手くいかなかった時の対策とかを考えておいた方が良いとは思うんだけれども、この考えは会社員的なのだろうか。)
鴨「確かに、ネガティブな情報だけを聞いていると、前に進めなくなりますもんね。」
C「そうなんです!なので、ビジネスを頑張るぞと言う気持ちになれるような情報を取れると良いよね。」
鴨「そうですね!」
C「効果のある情報を本業の人から聞くことができるのが、セミナーです。なので、まずはセミナーに参加して色々と情報を取っていくのが良いと思うよ!」
鴨「分かりました!」
自分の中では一部疑問が残ったものの、その疑問は左側のクワドラントと右側のクワドラントの考え方の違いなのかな、と勝手に自己解決をしてしまいました。
今思えば、ここで理解できるまで聞いておくべきだったなと思います。
人に何かを伝えるにも責任がある
C「2つ目は『人に何かを伝えるにも責任がある』です。」
鴨「情報を伝える責任ですか?」
C「そうです。誤った情報や中途半端な情報を伝えると、人を混乱させてしまう。相手に正しく伝えたいし、正しく理解をして欲しいと思うからこそ、中途半端なことは伝えない方が良いし、伝えるのであれば正しい情報を伝えることが大事です!」
鴨「これは、私が会社の同僚に『起業について教えてもらっている』と話してしまったことも、中途半端な情報を伝えた例になってしまいますね。。。」
C「そうだね笑。なので、まずはセミナーで正しい情報を理解することが大事だね!」
鴨「そうですね!」
私は思ったことをそのまま口にしてしまうと言う悪い癖(裏を返すと非常に正直)があるので、言葉にする前に一度考えてから発言しようと思いました笑
2日以内の受け皿(48時間の法則)
C「3つ目は『2日以内の受け皿、48時間の法則』です。」
鴨「受け皿??」
C「人の気持ちは、良くも悪くも元に戻る。例えば、ディズニーランドに行ってテンションが上がった後、ずっとテンションが高いままの人はいないよね。」
鴨「そうですね。そんな人がいたら怖いです笑」
C「上がったモチベーションやテンションは、長くても2日、48時間で元に戻ると言われています。なので、2日に1回は一緒に頑張っているメンバーに会ったり、トレーニングをしたり、疑問解消の時間を作ったりして、下がってきたモチベーションを再び上げられると良いよね!」
鴨「そうですね!Bさんに分からないことを聞く、とかでも良いですね。電話とかでも良いんですかね?」
C「できれば、直接会った方が良いと思うよ。電話よりも頑張っている人の空気感とかも伝わりやすいからね。」
鴨「分かりました!ということで、Bさん、よろしくお願いします。」
B「早速、明日か明後日のどこかでお茶でも行きましょうか。」
鴨「そうしましょう!」
私も学生時代に、学業や部活動でやる気をなくす人を何人も見てきたので、この話には共感できるところがありました。
私自身がモチベーションを失うことは無いと(この時は)思っていましたが、Cさんがそう言うのであれば2日以内の受け皿は守ろうと思いました。
※次章へ続きます。
事業家集団に入るまでの話〜14