事業家集団に入るまでの話〜5

事業家集団

この記事は「事業家集団に入るまでの話〜4」の続きです。
まだ読まれていない方は、先に「事業家集団に入るまでの話〜4」を読んでみてください!

私がとある事業家集団に所属していた時のお話です。
物語感覚で読んでいただければと思います!

Bさんとの食事

Cさんとのお茶で、Bさんも起業をしていると知った私は、Bさんと食事に行き起業について色々と聞くことになりました。

そして、Bさんとの食事の日がやってきました。

まずは、Bさんがなぜ起業をしたのかを聞きました。

Bさんは私と違い、元々は起業願望が無かったと話していました。

会社での重要なプロジェクトが終了して仕事が暇な時期が続くうちに「もっと何かに挑戦をしたい!仲間と協力して何かを成し遂げる経験をたくさん積みたい!」という思いが強くなってきたそうです。

そんな中でCさんと出会い、Cさんが仲間と協力して仕事に邁進している姿を見て、自分も同じように働きたいと思い、起業を考えるようになったとのことです。

私としては、起業願望がなかった人が人との出会いの中で企業に興味を持ち、実際に起業を決意するまでの心境の変化を聞くことができて、そう言うタイプの人もいるのかと少し驚きました。

現状では満たされない部分があり、そこを満たすための「手段」として起業を選択した。

Bさんの話を抽象化すると、こう言うことです。

当時のBさんの状況は、毎月は売上は上がっているが、利益はマイナスになる月とプラスになる月が半々くらいなので、これから利益がプラスになる月の割合を増やしていきたい、という感じです。

この日は詳しい事業内容は聞きませんでしたが、一生懸命事業に打ち込んでいるBさんの姿に惹かれていく自分がいました。

きっと、Bさんが起業をする前にCさんに感じたのと同じ感覚なのでしょう。

また、Cさんが起業支援をしている他のメンバーについても聞きました。

この時に、最初に参加したキャッシュフローゲーム会で同じテーブルになったメンバーの中に、起業をしているメンバーが3名いることを知りました。

私より3歳ほど年上の方が1名、私より4歳ほど年下の方が2名。

自分よりも4歳も年下なのに起業をしているメンバーがいることに、先を越されたという悔しさ、すでに起業をしていることへの羨ましさ、嫉妬など、色々な感情が混じり合った複雑な気持ちになりました。

本当は、詳しい事業内容も聞こうと思っていましたが、この複雑な感情によってそんな思いはどこかへ消し飛び、今これからどうやったら自分が追いつけるのか、ということをBさんと相談する時間になってしまいました笑

後日、起業しているメンバーが中心になってお店を貸し切って飲み会をやること、キャッシュフローゲーム会をまた開催することなどをBさんから教えてもらい、その飲み会やゲーム会の中で実際に起業をしている人を何名か紹介してもらえることになりました。

あぁ、飲み会とゲーム会が楽しみだ!

飲み会

飲み会は30〜40人くらいの規模で、お店を貸し切って開催されました。

事業家集団のメンバーとそれ以外のメンバーの比率が、だいたい1:2くらいだったと思います。

この飲み会ですが、私自身は非常に楽しかったです👍

余談ですが、事業家集団(特に私が所属していたチーム)が開催する飲み会は、「誰かに誰かを無理やり紹介する」という行為がなければ非常に楽しい飲み会だと思います。

その理由ですが、チームのメンバー内では「飲み会に参加してくれた人が、次は友達も連れて参加したくなるような飲み会にしよう」という思いをもっていたからだと考えています。

そのため、飲み会中に暇そうにしている人が出ないように気を配ったり、会話が盛り上がっていないところがあったらその輪に入って会話を盛り上げるようにしたり、かなり気を配って飲み会を運営していたからです。

正直な話、私は飲み会を開催した後は精神的にヘトヘトになる程疲れることがしばしばでした。

閑話休題。

飲み会中に、事業家集団で起業をしているメンバーを6〜7人ほど紹介してもらいました。

私よりも5歳以上年上のベテランの方から、5歳以上年下で起業したての人まで、性別も男女と様々でした。

色々な方を紹介してもらったことで、様々な条件や状況の人が、会社員として働きながら空いている時間を有効に活用して起業をしていることに驚きました。

そして、何だかんだいって起業することが不安だった私は、様々な人が企業に挑戦できるのだから私も企業に挑戦できるはずだ、と元気と勇気をもらいました。

また、事業家集団の人は(私の所属していたチームが別格なのかもしれませんが)、話しやすくて人当たりが良くて、素直で真面目で、良い人が多いという印象を受けました。

この人たちと一緒に事業ができたら素敵だな、という思いを胸に、飲み会が終わりました。

Cさんも飲み会に来てくれましたが、忙しいのか30分ほど滞在したのちに別の予定のため帰ってしまいました。

私はなんとかBさんと共にCさんに挨拶に行き、軽く言葉を交わすことができました。

そして、楽しい時間を過ごし、多くの人と話したのちに、飲み会が終了しました。

結局、飲み会では話してばかりでほとんど飲み食いしていないな、ということに気がつくのでした笑

※次章へ続きます。
事業家集団に入るまでの話〜6

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