e-Taxの利用者識別番号が廃止されてしまいましたが、無事に解消したので、その経緯を記事にしました。
結論としては「e-Taxヘルプデスクに相談し、それでも解決しなければ所轄税務署に確認する」です。
同じような問題で困っている方の助けになればと思います!
利用者識別番号が廃止されたときの画面
法人のe-Taxのアカウントを作成してから1ヶ月ほど経過したある夜、e-Taxのウェブサイトからログインをしようとしたところ、次のような画面が表示されました。

利用者識別番号が廃止されています。
確認の上、再度入力してください。
正しい利用者識別番号が分からない場合は、所轄の税務署に確認してください。
特に私が混乱したのは、以下の3点です。
- アカウントを作成してから1週間ほどはログインができていた。
- 私はアカウントを1つしか作成していない複数作成すると、基本的には後に作成したものが有効になるため)。
- 利用者識別番号の廃止は依頼していない。
問題解決の手順
この問題を解決するために、以下の2つの窓口に問い合わせました。
- e-Taxのヘルプデスク
- 所轄の税務署
これ以降は、「利用者識別番号が廃止されたときの画面」を便宜的に「廃止画面」と表記します。
状況を整理する
最初に、発生している状況を整理します。
- 廃止画面に表示されているメッセージ
- エラー番号などの情報が表示されている場合は、併せてメモしておきましょう。
- 廃止画面が表示されるまでの画面操作
- e-Taxのメインページで「ログイン」ボタンをクリックして、表示されたポップアップで「法人の方」ボタンをクリックして…など。
- 廃止画面が表示されるまでの時系列
- アカウント作成は7月15日、最終ログイン日は7月20日、それ以降はログインをせず今日になった…など。
- アカウントを複数作成したことはないか
- e-Taxのヘルプデスクの方の説明では、基本的には後に取得した利用者識別番号が有効になり、先に取得した利用者識別番号は廃止されるとのことでした。
- 利用者識別番号の廃止を依頼したことはないか
- e-Taxからメールや電話による連絡の有無
- 廃止された利用者識別番号
- 整理番号
- 分からなくても問題ありません
- (法人の場合は)会社名
- 漢字・平仮名・カタカナ・アルファベット、など伝えやすいように準備してください。
e-Taxのヘルプデスクに連絡する
次に、e-Taxのヘルプデスクに連絡します。電話番号は「0570-01-5901」です。
受付時間は月曜日~金曜日の9時~17時なので、問い合わせる際は時間に注意してください。
状況を整理した内容のうち、以下のような点を説明することになります。
- 廃止画面に表示されているメッセージ
- 廃止画面が表示されるまでの画面操作
- 番号廃止画面が表示されるまでの時系列
- アカウントを複数作成したことはないか
- 利用者識別番号の廃止を依頼したことはないか
- e-Taxからメールや電話による連絡の有無
状況によっては、この時点でヘルプデスクで解決する可能性も十分にあります。
私の場合は、ヘルプデスクでは個人情報を持っていないので、所轄の税務署に電話して2番を押すように案内されました。
所轄の税務署に連絡する
所轄の税務署に電話をかけ、案内に従って「2番」を押すと、担当者に取り次いでもらえます。
電話をかける先は「電話相談以外で税務署にご用の方」(下の方)です。「電話相談の方」(上の方)ではありませんので、注意してください!

ヘルプデスクで伝えた内容に加えて、以下も聞かれます。
- 廃止された利用者識別番号
- 整理番号
- (法人の場合は)会社名
状況によっては、税務署側で調査が必要になるので、回答まで時間を要する可能性があります。
判明した原因
税務署の担当者に調査をしていただき、私が作成したアカウントが廃止されるまでの経緯が判明しました。
- 私の担当税理士が、過去に納税目的でアカウントを作成した。
- 私が後からアカウントを作成した。
- 税務署またはe-Taxヘルプデスクから担当税理士に、「どちらの利用者識別番号を残すか」という確認が入った。
- 担当税理士は、自身が取得した利用者識別番号を残すという判断をした。
- 担当税理士から私への連絡がなかった。
- 私は、自分が取得した利用者識別番号が廃止されていることを知らずに、ログインを試みた。
なお、担当税理士が納税目的でアカウントを作成した際に連絡があったかどうかは、だいぶ昔のことなので覚えていません……。
まとめ
e-Tax関連で困ったら、まずはe-Taxのヘルプデスクに連絡しましょう。
それでも解決しない場合は、所轄の税務署に連絡しましょう。
どちらも、丁寧に対応してくれます。
今回の原因はシンプルなコミュニケーションミスですが、非常に時間を取られてしまいました。
税務・法務・事務などを外注している方は、自分に情報が届く前に、担当者が善意で処理を進めてくれている可能性があります。一方で、それが本人の意図しない結果につながるリスクもあることを、認識しておきましょう!
また、利用者識別番号を自分で取得する前に、税理士などが取得していないか確認したほうが良いでしょう。
