この記事は「ベネシードに勧誘された話【セミナー後に軟禁編】〜４」の続きです。
まだ読まれていない方は、先に「ベネシードに勧誘された話【セミナー後に軟禁編】〜４」を読んでみてください！
勧誘されたのはベネシードという会社です。
ACBD包囲網。
セミナー後半が終わるなり、Aさんから話をふられました。
A「話を聞いてみてどうでした？」
鴨「思ったよりも税務関係の話が少なかったです。ベネシードも、私にはメリットがあまりないのでやろうとは思いません。」
A「そうなんですね。」
鴨「Aさんはなんでベネシードをやっているんですか？」
A「将来的にメリットがあると思ったからです。今はその準備期間という感じです。」
鴨「そうなんですね。。。」
A「せっかくなので、Cさんと少し話して行きませんか？」
Aさんがそう言うなり、主催者であるCさんと、Aさんの先輩っぽい人であるBさんが私の席まできました。
こんな感じで包囲されました。
Aさん、Bさん、Cさん、机（Desk）に囲まれた、まさにABCD包囲網です笑。
そして、改めてCさんは非常に迫力と威圧感があると感じました。
まるでドラクエのバラ○スのようです。
このように何となく逃げ場を塞がれてしまうと、勧誘された経験が少ない方にとっては非常に恐怖を感じるのではないかと思います。
そして気がつくと、セミナー会場には私とABCの4人だけになっていました。
C「ちょっと時間大丈夫？」
鴨「30分程度なら大丈夫です。」
鴨（時間は大丈夫だけれども、この状況はどう考えても大丈夫じゃないだろw）
C「私も30分くらいなら大丈夫かな？」
鴨（Cさんの迫力半端なくてワロタ。どんな勧誘なのかなwktk。なんだか忙しい風な口ぶりなのが気になるけど）
C「セミナーを聞いてみてどうだった？」
鴨「税務関係についてはもっと踏み込んだことを聞きたかったです。ベネシードは私にとってメリットが少ないと感じました。正直なところ、興味もあまりありません。」
ここからCさんのトークが始まりますが、基本的な内容はセミナーの内容と同じなの（と身バレを防ぐ目的）で簡略化します。
C「将来が見通せない現代だからこそ、複数の収入源を持っておいたほうが良いよね。」
鴨「税理士の方が話されていた内容ですよね。」
C「そうです。そして、できるなら節税して、自分のために使えるお金を増やしたほうが良いよね。」
鴨「そうだと思います。」
C「だったら、まずは個人事業主として副業を始めることで、収入源を増やしつつ節税も上手にしていくことが大切です！例えば私たちのチームだったら、ITのスキルを使ってこんな仕事をベネシードのメンバーからもらっている人がいます。」
鴨（あぁこれは話が長くなるやつだ）
C「Bさんもベネシードをやっているんですよ！」
B「当初は私もベネシードに興味がありませんでしたし、特にメリットもわかりませんでしたが、とりあえずやってみました！」
鴨（Bさん、興味もなくメリットも分からないものに月1万5千円を支払い続けるって、どういう価値基準なんだろう。）
C「ベネシードは、毎月１万５千円を支払うだけで（以下、セミナーの内容と重複するので略）」
鴨「すみませんが、最初にお会いした時にお話しした通り、私は法人を設立しており、個人事業主としての収入もあります。法人と個人事業主の両方を上手に活用して、節税しています。」
C「それはベストな方法です！」
口ではそう言うものの、Cさんの顔が一瞬こわばったのをカモネギは見逃しませんでした。
Cさんは、私がセミナー前に話した内容をあまり聞いておらず、覚えていなかったのでしょう。
鴨（もう30分経ったな。デートに向かわないと！）
C「でもやはり事業をやる上では、色々な人とのネットワークが大事になりますよね。」
鴨（まだ続くのか。。。Cさん、忙しい風な口ぶりだったけれども、もしかして暇なのかな？）
鴨「はい、私には顧問税理士もいますし、仲の良い弁護士や会計士もいます。仕事を紹介してくれる会社や人との付き合いもあります」
C「。。。」
鴨「仕事も十分にもらえています。というよりもこれ以上新しい仕事を受けれらないくらいなので、ベネシードのメリットは私には少ないと思います。」
C「それは素晴らしいことですね！」
鴨「もう時間なので、帰りますね！」
C「Aさん、カモネギさんに資料は渡した？」
A「はい、渡しました！」
鴨「もらっています。家に帰ったら読んでみます（セミナー前に読んだけれども）」
C「また分からないことがあれば、Aさんにいろいろ聞いてみてください。」
鴨「了解です！今日はありがとうございました！」
Cさんは会場の後片付けということでセミナー会場に残り、AさんとBさんが出口まで送ってくれました。
Aさんは私をベネシードに誘うことを諦めたのか「また飲みましょう！」と言っていました。
Aさんが強引な方ではなくて、個人的には非常に助かりました。
Bさんは最後まで「私は興味もなくメリットも分からなかったのですが、ベネシードを始めてみました。」と言っていました。
私にとっては「興味がないのに始める」という考えが理解できません。この考えに詳しい方、解説を求む！
肝心の税理士の姿は既に見当たりませんでした。
結局一番聞きたいことが聞けずじまいで終わってしまいました。
残念！
セミナー後（当日）
デートには遅刻しました。初デートなのに。。。
肝心なことは税理士に聞けず、初デートには遅れ、まじファック！
家に帰ってから、再度ベネシードについて調べてみましたが、結局ネットワークビジネスに該当するかはわかりませんでした。
もし該当するのであれば、今回の行為は特定商取引法に違反するので、しかるべき機関に報告しようと考えていました。
いわゆる「ブラインド勧誘」いうやつで、リゾネットで問題になった勧誘手法です。
ベネシードのウェブサイト内には「特定商取引法に基づき〜」という内容の記載は見つけられましたが、連鎖販売取引に該当するという記載は見つけられませんでした。
※ブラインド勧誘の実例については、こちらの記事を読んでみてください！
リゾネットに勧誘された話【栄養士編】〜１
リゾネットに勧誘された話【ダーツ好き編】〜１
※次章へ続きます。
ベネシードに勧誘された話【セミナー後に軟禁編】〜６
※他の章はこちら
ベネシードに勧誘された話【セミナー後に軟禁編】〜１
ベネシードに勧誘された話【セミナー後に軟禁編】〜２
ベネシードに勧誘された話【セミナー後に軟禁編】〜３
ベネシードに勧誘された話【セミナー後に軟禁編】〜４
