この記事は「事業家集団に入るまでの話〜1」の続きです。
まだ読まれていない方は、先に「事業家集団に入るまでの話〜1」を読んでみてください!
私がとある事業家集団に所属していた時のお話です。
物語感覚で読んでいただければと思います!
なぜAさんが私をキャッシュフローゲームに誘ったのか
社会人になってから知り合ったAさんに誘われて、キャッシュフローゲームに参加することになりました。
ここで疑問点が1つ湧き上がってきます。
それは、「事業家集団のメンバーではないAさんが、なぜカモネギをキャッシュフローゲームに誘ったのか」ということです。
Aさんとは仕事を通じて知り合い、現在でも一緒に食事に行く関係です。
当時の食事中の会話で、私はAさんに「ITの技術も面白いけれども、いつかは経営に携わったり、自分自身で起業をしたい」という話をしていました。
また、お互いの家に行き来する仲でもあります。
私は本を結構読む方で、Aさんが私の家に来る関係になる頃には、経営関係の本を読む中でロバート・キヨサキさんが書かれた「金持ち父さん貧乏父さん」「キャッシュフロークワドラント」「起業をする前に読む本」の3冊をすでに読んでいました。
当時のAさんの状況ですが、経営コンサルティングの仕事に興味をもっており、その時の仕事にも満足している状態ではありませんでした。
その状態を見た事業家集団のメンバーが、Aさんを勧誘対象にしていたようです。
Aさんは過去に事業家集団のメンバーが開催するゲーム会に参加したことがあり、再度誘われた時にふと私のことを思い出したそうです。
なぜ私をキャッシュフローゲームに誘ったのかをAさんに聞いたことがあります。
「カモネギさんは『金持ち父さん貧乏父さん』と『キャッシュフロークワドラント』の両方を読んでいるし、経営に興味があると言っていた。きっと、キャッシュフローゲームも面白いと思ってもらえるに違いない!」
そういった経緯で、私に声を掛けたそうです。
そして、いよいよキャッシュフローゲーム会(以下、ゲーム会)が始まります。
キャッシュフローゲーム
キャッシュフローゲームの存在は「金持ち父さん貧乏父さん」の本で知っており、ずっとやってみたいなと思っていました。
しかし、キャッシュフローゲームの購入金額が高いこと、一緒にやるメンバーがいないこと、ネットで募集しているキャッシュフローゲーム会は不動産とかを売りつけられそうで嫌だったこと、などがあり、やったことがありませんでした。
そんな私にとって、Aさんからのお誘いは渡りに船でした。
ゲーム会の日程をAさんから連絡してもらい、その日までに「金持ち父さん貧乏父さん」「キャッシュフロークワドラント」を読み直して復習して、ゲーム会当日を迎えました。
ゲーム会は公民館のような場所で、30〜40人くらいの参加者が4つのテーブルに分かれてゲームを行いました。
私がいたテーブルは、私、Aさん、Bさん(Aさんを誘った事業家集団のメンバー)、他の事業家集団メンバー3人、事業家集団メンバーの友達3人、の計9人です。
各テーブルに分かれたメンバーに加えて、ゲーム会全体の司会者(以下、Cさん。事業家集団のメンバーで、後に私の師匠になる人物)が別におり、Cさんの司会でゲームが進行していきます。
ゲームの詳細については、他の方が書かれた記事に譲りますが、自分が想像したよりも難しく、またゲーム内でラットレースを抜けることもなく、悔しい思いをしました。
キャッシュフローゲーム後のBさんとの会話
ゲーム会が終わった後、会場内でBさんと話しました。
B「今回のゲーム会はどうでしたか?」
鴨「やっとキャッシュフローゲームができて、とても楽しかったです。ただ、リスクを全く取ることができず、ゲーム中で資産を増やすことができなくて悔しかたです!またゲーム会を開催する時は、ぜひ誘ってください。」
B「はい、また一緒にゲームをやりましょう!」
鴨「はい、よろしくお願いいたします!今日学んだことを復習します笑」
B「そういえば、カモネギさんってIT関係でしたっけ?働いている業界が近いなと思って。」
鴨「はい、今はシステムエンジニアとして働いています。」
B「そうなんですね!どんなシステムを作っているんですか?」
鴨「今は金融関係のシステムを作っています。」
B「私も以前は金融関係のシステムに携わっていました。超激務ですよね笑」
鴨「激務です笑。なので、ずっと技術のみで食べていくのではなく、いずれは起業をしたいと思っています。激務やブラックな職場環境を無くして、みんなが働きやすい会社を作ることができたら良いなと考えています。」
B「そうなんですね!今日のゲーム会で司会をやっていたCさんっているじゃないですか。Cさんは自分で起業されているので、お話を聞いてみませんか?」
鴨「Cさんは起業されているんですね。今は別の方と話されているようなので、折を見て挨拶できればと思います!」
いつか起業をしたいと思っていた当時の私は、起業についていくつか課題があると認識していました。
- どの事業で起業をするべきかわからない
- 起業をするために必要な知識やノウハウがない
- 会社にいると実際に起業をした人の話を聞く機会がない
- というか何が分かっていないか分からない
- etc.
そんな私にとって、BさんからCさんを紹介してもらえることは、渡りに船2隻目でした!
会社を作る目標年齢である40歳まではまだまだ時間はあるものの、早めに準備をしておくに越したことはないので、Cさんと他の方の会話が終わったタイミングで、私からCさんに話しかけにいきました。
※次章へ続きます。
事業家集団に入るまでの話〜3