私がとある事業家集団に所属していた時のお話です。
フィクションかもしれないので、物語感覚で読んでいただければと思います!
この記事は「事業家集団での活動〜違和感の中でも活動を続けた理由」の続きです。
外部研修の提案を受ける
違和感を感じつつも活動を継続している中、紹介者と師匠から「外部研修」というものを勧められました。
紹介者と師匠に研修の内容を聞いても、事前に教えてもらうことはできませんでした。
しかし、「自分の人生の指針が決まる」「絶対に人生で一度は受けた方が良い」と強く言われました。
「外部研修」に関しては、これまでのセミナーで「音楽ユニットのゆずのメンバーが参加したことがある」「寿司屋を経営している方のような普段は出会わない方と話すことで自分の視野が広がった」などという紹介がされていました。
そのため、外部研修に対してはかなり良い印象を持っていました。
2度の告知動員がともに失敗していることと、モチベーションが少し下がっていたので、自分を変える良い機会にしたいと思い、外部研修に参加することを決意しました。
外部研修までの期間
外部研修までに何をやっておけば良いかを、師匠にチューニングしました。師匠からは、「とにかく現場をやりきってから行くと良い」とアドバイスをもらいました。
ここで言う現場とは、友人を作り、仲良くなり、師匠に紹介し、一緒にビジネスに取り組むまでに必要な一連の行動です。そのため、事業家集団に対する違和感は心の奥底にそっとしまい、再びがむしゃらに現場に行くことを決心しました。
また、外部研修は平日に実施されるため、会社を休むために仕事を調整することや、有給の申請をすることも大変でした。
外部研修まで2ヶ月ほどありましたが、これらの行動を続けていくうちに、不思議と事業家集団に対するコミットが徐々に強くなっていきました。そして、事業家集団にフルコミットできるように、今までやっていた趣味もやめました。ああ、もったいない、心苦しい。。。
コンコルド効果というか、自分の行動を正当化したいという気持ちというか、そのような心理が働いたので、事業家集団へのコミットが強くなっていったのかなと思っています。
研修前日には、「ここまで色々と頑張ったのだから、より多くのことを吸収しよう!」と希望に満ち溢れるようになっていました。また、普段は出会わない経営者の方から色々と話を聞けるかもという期待もありました。
そして、研修当日を迎えます。
外部研修を受けて
グランドルールの関係で、研修の内容を詳しく記載することは控えます(←律儀かよって感じですが笑)。
研修の内容自体は、自分の生き方としての芯を持つことの大事さを学ぶ良い機会になりました。自分の人生は自分で切り開いていかないといけないなと、強く実感する研修でした。
しかし、参加メンバーの構成と、研修の最後に立てたコミットに関しては、腑に落ちませんでした。
まず参加メンバーの構成ですが、主要な講師以外は、アシスタントを含めて全員が事業家集団のメンバーでした。私は、事業家集団のメンバー以外の方とも交流できると期待していたので、その点ではかなり落胆しました。
そして、研修最後のコミットも、結局はネットワークビジネスのコミット(○年○月までに○系○人のチームを作ります、みたいなの)以外は非常に言い出しづらい雰囲気でした。自分の人生を有意義にするための外部研修だと認識していましたが、ネットワークビジネスの結果を出すことにフォーカスした研修だったのかなという疑問を持ちました。
とはいえ、全体としては学ぶことが非常に多く、今でも参加して良かったと思っています。
外部研修を終えて
外部研修後に、紹介者と師匠とミーティングをしました。
紹介者と師匠には「めっちゃ良かったです!!」などとポジティブフィードバックをしましたが、外部研修で感じた不満をネガティブフィードバックをすると話がややこしくなりそうなので、本音を全て話すことはできませんでした。
とはいえ、外部研修を経て事業家集団での活動に対してのモチベーションも相当上がったので、今まで以上に現場を頑張ろうと決意しました。
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