公式テキストを購入した背景
開発業務でAIを活用する機会が増えてきたので、せっかく利用するのであればAIに関して幅広く知識を習得したいと考えるようになりました。
今までの経験上、概要を理解するためには資格試験が有効だと考えているので、G検定の公式テキストを購入しました。
1週間ほどかけて一読したので、その感想です。
※仕事と子育てで時間が取れなかったので1週間かかりましたが、特に何もなければ3日あれば一読できると思います。
一読した感想
幅広い知識の習得するには良さそう
真っ先に思ったことは、今までAIに全く触れたことがない人が読むのは大変そうだ、ということです。
その理由は、テキストの内容はAIの概要だけではなく、
- ディープラーニングの技術や応用例に関する知識
- 統計学や数学的な知識
- 法律や倫理に関する知識
など幅広く、多くの人にとっては馴染みがない分野があると考えられるからです。
しかし裏を返すと、幅広い知識を習得するには最適なテキストだと考えています。
ちなみにG検定の試験自体にはあまり関係がなさそうですが、テキスト末尾の事例集が特に面白かったです!
こんな分野でも利用されているんだ、という発見が盛りだくさんでした。
試験対策という観点では、各章や各項目をしっかり理解してから次の項目に進むのではなく、一回全体をざっと読んでから、章末問題を解いて、理解していない内容やもっと知りたい内容を調べ直すのが良さそうに感じました。
改善してほしい点
改善してほしい点が大きく3点あります。
1点目は、正誤表の確認が必須だということです。第3版では誤記はかなり修正されていますが、第2版までだと誤記がかなり多いです。
2点目は、後ろの章で解説されている単語が突然出てきたりする箇所が散見される点です。複数人の著者で作成しているので仕方がないことではありますが、もう少し改善していただけると嬉しい点ではあります。
3点目は、同じ単語でも日本語表記と英語表記が混在していることがある点です。どちらかに統一されているか、併記してもらえると助かります。
また、説明が大雑把な箇所も所々に見られるので、詳細や具体的な内容は自分で調べる必要がありそうだと感じました。
このことに文句を言っている人も見受けられますが、全ての詳細をテキストに詰め込むとページ数が膨大になるので、個人的にはテキストの分量としてはこれくらいで良さそうに思っています。
それこそ、詳細や具体的な内容はAIを活用してご自身で調べれば良いと思いますね。
G検定の受験について
元々は受験する気はありませんでしたが、せっかくテキストを購入したので受験してみようかなと思っています。
問題数や解説はテキストの内容だけでは不十分という印象なので、別で問題集を購入して、「テキスト&問題集&自分で調べる」の3本柱で試験に臨もうと考えています。
あまり時間がないですが。。。とりあえず問題集は購入しました!
以上