最近読み進めている「図解入門 よくわかる 最新 PMBOK第7版の活用」の第9章です!
私が特に勉強になったと思った内容と個人的な感想を、備忘録としてまとめています。
あくまでも備忘録なので、詳しく勉強したい方は実際に書籍を手に取ってみてください🙇♀️
第9章 デリバリー・パフォーマンス領域
9-1 領域の概要と活動の目的
- 期待される成果は以下の5つ
- プロジェクトは、事業目標と戦略の推進に貢献する
- プロジェクトは、その立上げの目的である成果を実現する
- プロジェクトのベネフィットは、計画された期間内に実現される
- プロジェクト・チームは要求事項を明確に理解している
- ステークホルダーは、プロジェクトの成果物を受け入れ満足している
- プロジェクト憲章は、プロジェクトを承認する役割に加えて、期待される成果を定量化する内容も含まれる。
- 要求事項を引き出すためには、ステークホルダーが持っている暗黙知を形式知にする必要がある。
- その際は、ステークホルダーが利用している表現で記述すると良い。
- 引き出した要求事項は、予測型の場合は複数のプロジェクトに適切に組み込んで対応する。
- スコープ記述書は、技術用語で正確に記述すると良い。
- ワーク = アクティビティ + 成果物
- ワークパッケージの規模は、スコープの進捗管理を実施するサイクルに合わせることが望ましい。大きすぎても小さすぎても、管理する上で不具合が生じる。
- 構成要素 or プロジェクトの完了は、基本的にはステークホルダーの期待を満足させられたかになる。
- 要求事項の更新に伴い完了目標が変化した場合の対応法
- 予測型の場合は、スコープ・クリープを禁止しつつ、スケジュールや予算との兼ね合いで方針を決定する。
- スコープ・クリープ:変更管理の公式な判断では実施しない方針だが、現場では対応するという、計画外の作業。
- 適応型の場合は、プロダクト・バックログに積んで対応する。
- 予測型の場合は、スコープ・クリープを禁止しつつ、スケジュールや予算との兼ね合いで方針を決定する。
- デリバリーには、納品するという意味以上に、良いものをお届けするという意味がある。そのため、ステークホルダーの品質要求を満たす必要がある。
- 「図9-7 限界分析」に示されるように、ビジネス目標と品質コストはトレードオフの関係である。
- 「図9-8 品質コスト」で示されるように、COQは予防・評価・内部不良・外部不良の4つに分類される。特に予防コストに投資することが重要である。
- 「図9-9 変更コスト」で示されるように、変更コストは上流工程ほど少なくて済む。
9-2 活動結果の評価
- 評価項目の例
- プロジェクト憲章やプロジェクト承認文書の内容と組織戦略とが一致している。
- 個々の要求事項だけでなく、プロダクト・ビジョンやロードマップについて理解していることを日々のコミュニケーションの中で確認する。
- 予測型では、プロジェクトにおけるスコープの妥当性確認に合格し、デリバリーした後のステークホルダーによる研修にも合格していること。適応型では、定期的なイテレーション・レビューにおいてステークホルダーが満足していることを確認する。
- 品質向上で本来実施するべきことは、品質検査で得たデータを分析して、品質がばらつく原因を突き止めて改善することである。
- 「適合のコスト」とは、品質基準を満たすように未然防止するためのコストである。
所感
予測型と適応型の各々に関して解説されていますが、その根幹となる概念を理解するように心がけたいです。
これは、デリバリー・パフォーマンス領域に限ったことではないかもしれません。今後も新たな手法が考案され実践されることになると思いますが、それらの根幹をなす概念と目的を横串で把握して抽象化して理解できるように頑張りたいと思います。
スコープ・クリープは、案件を炎上させるための常套手段ですね。予測型だけではなく、気を抜くと適応型でも発生する可能性があるので、スコープ(適応型の場合はタスクの対応内容)は適切に管理します。
現在の案件のスクラム開発でも、追加作業を「このタスクでまとめてやりますよ!」と言ったは良いものの、追加作業が思いのほか大変で結局分割する、ということを何度かやっているので、新たな作業は新たなタスクとして分けたいです。
また、品質は、実装前にいかに要件を詰められるかにかかっているなと、実感する今日この頃です。
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以上