【読書log】図解入門 よくわかる 最新 PMBOK第7版の活用:第3章 PMBOKガイド第7版の構成

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最近読み進めている「図解入門 よくわかる 最新 PMBOK第7版の活用」の第3章です!

私が特に勉強になったと思った内容と個人的な感想を、備忘録としてまとめています。

あくまでも備忘録なので、詳しく勉強したい方は実際に書籍を手に取ってみてください🙇‍♀️

第3章 PMBOKガイド第7版の構成

3-1 第7版の構成の特徴

  • 第7版では、パート1とパート2の順序が第6版とは逆になっている。
    • パート1がプロジェクトマネジメント標準に、パート2がプロジェクトマネジメント知識体系ガイドになった。
    • 「図3-1 第6版と第7版の比較」を参照。

3-2 パート1:プロジェクトマネジメント標準

  • 12項目の原理・原則である。
    • 行動指針であり、規律ではない。
    • パート2のパフォーマンス領域で活動するときの心構えや考え方の基本である。
    • プロジェクトに関わる全員が考慮するべき内容である。
  1. 勤勉で、敬意を払い、面倒見の良いスチュワードであること
    • 協働する仲間への気遣いや心配りをすること。
  2. 協働的なプロジェクト・チーム環境を構築すること
    • 「協力」ではなく「協働(ともに働く)」である。
    • 協働の土台がスチュワードシップである。
  3. ステークホルダーと効果的に関わること
    • 「効果的に関わる」は、エンゲージメント(約束・責務・婚約 etc.)から来ている。
    • お客様を巻き込むイメージで、積極的に関与してもらえる関係を築くことがが、協働につながる。
  4. 価値に焦点を当てること
    • 最初に決めた仕様にこだわるのではなく、お客様の価値実現に焦点を当てて柔軟に対応する。
  5. システムの相互作用を認識し、評価し、対応すること
    • 全体最適管理
      • プロジェクト全体を見て最適な運用を行う。
      • 対立する制約条件をバランスよく調整する。
    • QCDは「モノ」作りの管理項目であり、全体最適管理の項目ではない。
  6. リーダーシップを示すこと
    • リーダーシップは行動特性なので、リーダーという役職のみではなく、プロジェクトに参加する全員が発揮することが望ましい。
    • リーダーシップは人に焦点を当てており、マネジメントは業務に焦点を当てている。
  7. 状況に基づいてテーラリングすること
    • ウォーターフォール型やアジャイル型などの開発手法の選択も含まれるようになった。
      • 「図3-6 開発手法のテーラリング例」も参照。
  8. プロセスと成果物に品質を組み込むこと
    • QA(品質保証)のために、ステークホルダーの要求も品質尺度(メトリックス)に反映させる。
    • QC(品質管理)における品質検査の結果を上流にフィードバックして、プロセスを改善して品質を上げる。
  9. 複雑さに対応すること
    • 問題を単純化して考えたり、問題を分解して考えたりする。
  10. リスク対応を最適化すること
    • 図3-7に例示されているリスク管理簿などを活用して、基本的には事前対策まで考える。
  11. 適応力と回復力を持つこと
    • 適応力は、変化や変更に「柔軟に」対応できる力である。
      • お客様の言いなりになることではない。
    • 回復力は、失敗から立ち直る力である。
      • 早く挑戦して失敗して、その教訓を共有する。
  12. 想定した将来の状況を達成するために変革できるようにすること
    • プロジェクトは変革の手段の一つである。

3-3 パート2:プロジェクトマネジメント知識体系ガイド

  • プロジェクト・パフォーマンス領域は、8項目で構成されており、コンセプトベースの表現になっている。
    • 各項目
      1. ステークホルダー・パフォーマンス領域
      2. チーム・パフォーマンス領域
      3. 開発アプローチとライフサイクル・パフォーマンス領域
      4. 計画パフォーマンス領域
      5. プロジェクト作業パフォーマンス領域
      6. デリバリー・パフォーマンス領域
      7. 測定パフォーマンス領域
      8. 不確かさパフォーマンス領域
    • 特徴
      • 第6版の10の知識エリア(マネジメント領域)と似ているが、具体的なプロセスやツールと技法は無い。
      • 時系列的な表現も無い。
  • パート1の原理・原則は、各パフォーマンス領域に共通となっている。
    • 「図3-10 パフォーマンス領域の構成」にイメージを図示している。
  • 後続の章で各パフォーマンス領域の解説をするが、時系列として理解しやすいように、第7版とは順序を替えて解説する。

所感

12項目の原理・原則は、プロジェクトに参画しているメンバー全員が意識することが大事だと思いました。日々の業務に追われて忙しいと思いますが、折に触れて立ち返りたいです。

プロジェクトマネジメント標準の「価値に焦点を当てること」は、ずっとウォーターフォル型で開発をしてきた身からすると、マインドチェンジが求められそうです。私は現在でも「この仕様で進めるって決めましたよね??」と思いがちです。特にここは伸び代だらけですね笑

今の私には、回復力が求められそうです。最近、テスト環境への反映時にトラブルを起こしてしまい、やや凹んでいます。。。

第6版のように「立ち上げ→計画→実行→終結&監視・コントロール」という時系列に沿った流れがないので、理解しやすいように順序を替えてパフォーマンス領域を解説してくれるのは嬉しいです。

以上

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