ライフコンシェルジュ〜投資対象として不適格と判断した理由

ネットワークビジネス

友人からライフコンシェルジュというネットワークビジネスに勧誘されました。

結論は「カモネギにとって、ライフコンシェルジュは投資対象として不適格」です。

この記事では、カモネギのライフコンシェルジュに対する評価をまとめました。

中立的な観点で評価することを心がけていますが、どうしても「投資は損失回避を優先、かつ、経営者」という立場からの評価になってしまいます。

カモネギがライフコンシェルジュの説明を受けるまでの流れは、こちらの記事にまとめました。

※登場人物の身バレを防ぐために、表現を一部ぼかしています。
※カモネギの個人的な主観である点をご留意いただければと思います。

コンシェルジュサービス業界の展望

カモネギは、コンシェルジュサービスの需要が高まる可能性は十分にあると考えています。

「分からないことはGoogle先生に聞けば解決する」と言う意見や、「詳しい友人に聞けば良いじゃないか」という意見はあると思います。

しかし、

  • 現在ですら様々な情報が溢れている。
  • 今後も発信される総情報量が増え続けると思われる。
  • 今後は今まで以上に、必要な情報の選択や、情報の真偽の判別が難しくなると思われる。
  • 全員が十分な能力や時間を持っている訳ではない。

という現状を鑑みると、コンシェルジュサービスには一定の需要があると考えています。

富裕層向けのコンシェルジュサービスは、存在していますしね。

ライフコンシェルジュのコンセプトは「富裕層向けであるコンシェルジュサービスを、一般人が気軽に利用できるようにすること」らしいです。

このコンセプトは素晴らしいと思いますし、可能であれば実現して欲しいです。

しかし、資本力があり大量の顧客情報を有している大企業が、上記のコンセプトでコンシェルジュサービス業界に参入していません。

十分に利益を上げられるビジネスであれば、既にどこかの企業が事業化しているはずですし、さすがに全ての大企業が見落とすことはないと思っています。

そのため、ライフコンシェルジュのコンセプトでは難易度が高いビジネスモデルかもしれない、とも考えています。

ライフコンシェルジュのコンシェルジュサービス

ライフコンシェルジュを評価するにあたり、複数の切り口で考えた方がスッキリすると思いました。

そのため、ここではコンシェルジュサービス自体について評価します。

大きく2つのメリットがあると感じました。

  • コンシェルジュサービスが利用できる。
  • 提携店をお得に利用できる。

大まかな評価としては「課題はあるが、サービスが改善されるのであれば期待ができる」です。

コンシェルジュサービス

コンシェルジュの対応は非常に丁寧で、回答内容のレベルも担保されていると感じました。

実際にAさん(カモネギを勧誘した友人)やBさん(Aさんが所属しているチームのリーダー)にコンシェルジュとのやり取りを見せていただいたので、この点は問題ないと思います。

本当に、どんなくだらない質問にも答えてくれていました笑

コンシェルジュとして働いている方々には、頭が上がりません!

しかし、営業時間が短すぎて、使い勝手が悪いです。

現状では、平日は10:00~20:00、土曜日はメール対応のみ、日曜日と祝日は対応なしです。

参考までに、三井住友カードのプラチナコンシェルジュデスクは、24時間・年中無休です。

Bさんの話では、コンシェルジュの増員や、AIの活用拡大によって、サービスを改善する計画であるとのことでした。

カモネギは「経営計画はあくまで計画に過ぎない」という考えです。

そのためカモネギとしては、「現状では使い勝手が悪いので積極的に勧めづらいが、今後の改善に期待」という感想です。

提携店

提携点はかなりお得に利用できるようです。

実際に色々なサービスを見せてもらいましたが、割引率が大きかったりと、法人営業の努力がうかがえます。

2021年8月時点で提携店の数は2600店ほどらしいですが、法人営業部隊が引き続き頑張って新規開拓をしているようです。

そのため、提携店の数は今後も増えてお得に使えるサービスが増えると予想します。

競合他社

Bさんは「ライフコンシェルジュはコンシェルジュサービス業界の先駆者であり、特許(詳細は不明)も取得してるので、今から大企業が参入してきても負けることはない」とおっしゃっていました。

しかし、先駆的な企業が後続の企業にシェアを奪われた例は枚挙に暇がありませんし、代替となるサービスが開発される可能性も十分にあります。

例えば、大手通信キャリアが低価格かつ充実したサービス内容で参入してきたら、そちらに顧客を奪われる可能性もあるのではと思います。

Bさんの説明も一理ありますが、カモネギとしては今後も優位性が継続する根拠を明確に示してほしいと考えています。

カモネギは、経営戦略、経営計画、財務状況などが非常に気になります。

ライフコンシェルジュの権利収入

こちらは、大きなメリットはありますが、そのメリットが実現する可能性に対して懸念があります。

概要

ライフコンシェルジュの権利収入を得るためには、以下を満たす必要があります。

  • 2022年3月までにモニター会員として登録する。
  • 一般公開後にライフコンシェルジュの会員数が一定の人数に到達する。

権利収入の金額は以下に影響を受けます。

  • 自分が購入した口数。
  • 自分が勧誘したモニター会員の人数と口数(ネットワークビジネスでいうところのダウンラインの人数と口数)。

聞き漏らしや認識齟齬があったらすみません、、、他にもあった気がします。

なお、2022年4月にはサービスを一般公開し、テレビ等のマスメディアやSNSで広告を打ち、一般会員の募集を開始するとのことです。

メリット

権利収入を得るための条件を満たせば、自分がモニター会員を1人も勧誘しなくても権利収入が得られるようになります。

この仕組みは、ネットワークビジネスで人を勧誘するのは嫌だという人にとって、権利収入を得る上で大きなメリットになるのではないでしょうか。

カモネギも勧誘行為は嫌いなので、この点はメリットに感じました。

当然、より多くのモニター会員を集めた方が権利収入の額は大きくなります。

懸念点

最大の懸念点は、会員数が権利収入を得られる基準に到達する保証がないことだと考えています。

基準となる人数は、確か150万人だったと記憶しています(このあたりのメモが抜け落ちていてすみません)。

Bさん曰く、「ライフコンシェルジュの社長は、会員数は1000万人は確実に超えると考えている。しかし、社長は非常に慎重な方なので、基準の人数を150万人に設定している。」とのことだったと思います。

経営陣の経営能力が卓越していれば、非常に素晴らしいビジネスならびに投資案件だと思います。

しかし後述しますが、いくら調査をしようとも、いくらBさんに確認しようとも、経営陣の経営能力を確認できる資料は出てきませんでした。

これらが、懸念が払拭できない根拠です。

カモネギの調査能力不足かもしれませんが。。。

ちなみに、ライフコンシェルジュの社長は岡本公功さん(以下、岡本社長)と言う方です。この方はHPに顔写真も載せており、Bさんも「これだけ大々的に身分を明かしている人が悪事を働くはずがない!」と言っていたので、以後は本名でいかせてもらいます。

ネットワークビジネスについて

Bさんに確認しましたが、ライフコンシェルジュはネットワークビジネスです。

カモネギの見立てでは、ユニレベルをベースにしているようで、ザッと以下のような感じです。

  • ネットワークビジネスを採用している理由は、資金とモニター会員を集めるため。
  • モニター会員として新規登録するためには、紹介者が必要である。
  • モニター会員として新規登録するためには、1口あたり99,000円(税込)の会員登録費を、1〜5口支払う必要がある。
  • モニター会員には、月会費はかからないが、11,000円(税込)の年会費がかかる。
  • 会員登録費の口数が多いほど、権利収入の金額や、ネットワークビジネスでのボーナス額が大きい。
  • ネットワークビジネスのボーナスは、種類が多くて複雑。

ここまでは、典型的なネットワークビジネスの仕組みだと感じました。

カモネギか気になるのはこの先です。

矛盾する内容があるので、書いていても混乱します笑

資金集めに対する疑問

資金集めに対する疑問は2点あります。

1点目は、ネットワークビジネス「のみ」で資金を集めている理由が納得できない、と言うことです。

Bさんの説明は「資金とともにモニター会員を集めることで、モニター会員にサービスを利用してもらい、フィードバックをいただいてサービスの向上を図るため」とのことでした。

一理ありますが、モニター会員集めとは別で、金融機関から融資を受けたり、社債等を利用して外部機関に出資してもらった方が効率的な気がします。

一個人が出資できる金額はたかが知れているので。

融資や出資等を併用しない理由などに関しては、これ以上の説明が得られなかったため、モヤモヤが残ります。

2点目は、モニター会員への還元率が70%と非常に高いことです。

つまり、モニター会員の会員登録費や年会費の30%と、提携店で発生した売上からのキャッシュバックから、コンシェルジュや営業として働いている方への報酬等を支払っていると推測されます。

還元率が高い理由について、Bさんは「還元率が高い方がモニター会員がより多く集まるから」と説明していました。

一般公開前にフィードバックをしてくれるモニター会員の人数が多いほどサービス向上につながる、とのことです。

この点に関しては、コンシェルジュサービス自体は確かに存在しているが、集めたお金の大半を登録済みのモニター会員に還元しているだけ、と言う印象を受けます。

そのため、この還元率の高さがネズミ講(無限連鎖講)っぽさを感じさせます。

多くのモニター会員を集めたい気持ちは分かりますが、個人的にはもっとサービス向上に資金を回した方が良いのでは、と思ってしまいます。

還元率が高いので、資金もそこまで残らないでしょう。

モニター会員集めに対する疑問

多くのモニター会員を集めたいのであれば、一般公開を待たずにSNSも利用して募集すれば良いのでは、という疑問が浮かびます。

この疑問に対して、Bさんは以下の3点の理由があるからと説明してくれました。

  • ネットワークビジネスの方が、幅広い年齢や属性の人を集めやすい。
  • 競合他社の出現を防ぐ。
  • コンシェルジュの人数には限りがあるので、モニター会員が集まりすぎるとサービスの質が低下する。

1点目の回答に対しては、ネットワークビジネスの方が年齢や属性が固まりやすいのでは、と感じます。

カモネギの所感ですが「類は友を呼ぶ」は割と当たっていると思うので。

SNSは無料で使えるものが多いので、ネットワークビジネスと併用すれば良いにと思いますが、ネットワークビジネス以外を活用する気はないとのことです。

2点目の回答に対しては、「コンシェルジュサービス業界の展望」で書いた通り、大企業はサービス内容やビジネスモデルは認識済みだと思っています。

また、Bさんの説明では特許を取得していることを強調していましたが、念押しして強調するような特許なのであれば、競合他社が出現しても安泰なのではと考えてしまいます。

また、経営陣が一般的な経営能力を有しており、本当に素晴らしいサービスを提供しているという自負があれば、モニター会員が増えている状況下(2021年8月時点で10万人以上)では、モニター会員が個人的に「これ、めっちゃ良い!」とSNSで発信するだろうことは認識済みだと思います。

なので、この点についても納得感は低いです。

3点目の回答に対しては、資金集めに対する疑問で書いた「ネットワークビジネスを採用している理由は、より多くのモニター会員を集めたいから」という趣旨の回答と矛盾しています。

希望者が殺到した場合は、新規登録を一時制限するなどして対応すれば良いのでは、と個人的には思ってしまいます。

サービスの質の低下ですが、それこそ融資等で資金を調達すれば良いのではないでしょうか。

この矛盾点はBさんに割と詰めたのですが、回答が堂々巡りになってしまいました。。。

モニター会員に対する還元の方法

また、モニター会員への還元は、ライフコンシェルジュ内のサービスで利用可能なポイントとして還元されます。

1万ポイント以上であれば「1ポイント=1円」で現金への換金も可能ですが、880円の手数料が取られます。

良く言えばモニター会員が確定申告をしなくて良いという配慮と考えられますが、悪く言うと手数料ビジネスとも考えられます。

後述の「ライフコンシェルジュの信頼性」で触れますが、ライフコンシェルジュは資金の流れが不透明なので、何か意図があるのだろうと勘繰ってしまいます。

ネットワークビジネスを採用していることについてのまとめ

カモネギとしては、資金集めは融資や出資とネットワークビジネスを併用し、モニター会員集めはSNS等とネットワークビジネスを併用すれば良いのではと考えます。

しかし、ネットワークビジネスという方法に固執している印象を受けます。

経営戦略を詳しく聞かないと、よく考えてのことなのか、考えが至らなかったのか、悪意があってのことのか、判断しかねます。

※クラウドファンディングという手法もありますが、Bさんに説明を受けているときには思い付かず、確認しそびれました💦

〜閑話〜

Aさんのように、ネットワークビジネスであることや会社名を隠したまま勧誘する行為は、特定商取引法第33条の2に違反することになります。

これは、概要書面にも明記されています。

ネットワークビジネスでは、法規に則り正しくビジネスを展開できる人材を集めることの大変さを、改めて実感しました。

〜閑話休題〜

ライフコンシェルジュの信頼性

カモネギが得られた情報から判断すると、ライフコンシェルジュの信頼性は低い、という結論です。

カモネギには見せられない資料や、Bさんでは説明できない内容もあるのかもしれませんので、あくまでカモネギが得られた情報からの判断になります。

資金の流れ

資金の流れに関しては、気になる点が2点あります。

1点目は、株式会社であるにも関わらず決算関連の資料を一切公表していないことです。

これは会社法第440条第1項に違反しています。

Bさんが「ライフコンシェルジュは億単位で資金を集めている」と話していたので、カモネギは決算関連の資料を見せてほしいと依頼しましたが、拒否されました。

そのため、売上、販売管理費、利益などの資金の流れが把握できません。

資金を集めたいと公言しているのであれば、自社の財務状況を公開して「経営が安泰なので安心して出資して欲しい」や「成長するために力を貸して欲しい」等のメッセージを発信したほうが、出資側に対して親切なのではと思います。

2点目は、株式は非公開であり、一部の経営陣で寡占していることです。

株式が一部の経営陣で寡占されていることは、Bさんから聞いています。

株式の非公開と寡占には、経営判断が迅速にできる、改革を強引に勧められる、会社の乗っ取りを防げるなど、多くのメリットがあります。

一方で、株式を寡占している一部の経営陣にとって都合が良いように経営計画や報酬形態等が変えられやすい、というデメリットもあります。

経営陣の経営能力が低い場合や、経営陣が自分ファーストである場合は、このリスクが顕在化します。

カモネギは経営陣に直接お会いしたことがないため、経営陣の経営能力や人間性については得られた情報のみから判断することになります。

カモネギが得られた情報と過去の経験(資金の流れを公表できない組織は怪しい)から判断すると、経営陣の経営能力や人間性に対する信頼性は低いと言わざるをえません。

また、決算関連の資料が見られないので推測になりますが、岡本社長が一人で株式を独占している可能性もあります。

その場合は、誤解を恐れずにいうと岡本社長のやりたい放題になりかねないと思っています。。

経営計画

当然、過去や現在の経営計画も教えていただけませんでした。

そのため、過去の経営計画が予定通りに実現されているのかや、現在の経営計画を基にした判断もできかねます。

「○年後に会員数が150万人になる予定なので、会員の皆様には△△円還元できる予定です」と言われても、説得力に乏しいと感じています。

Bさんは「資金の流れや経営計画が分からなくても、モニター会員の増加率を見る限り、会社や事業の信頼性や成長性は問題ない。」と話していました。

Bさんは岡本社長のことを信頼しているようで、本当に上記のように信じています。

しかし、資金の流れや経営計画を見ずに会員数だけで判断することこそ、ネズミ講(無限連鎖講)と近しい印象を受けます。

ちなみに、2022年4月の一般公開されなかった場合は、2021年8月時点での経営計画が実現できなかったことになります。

その場合は、詐欺もしくは経営陣の経営能力が欠如している、のどちらかの可能性が極めて高いと考えています。

カモネギは「詐欺師は詐欺をするまでは善人である」というスタンスを貫くつもりです。

カモネギの邪推

サービスの質が早急に改善されるかや、権利収入が得られるほどの会員数を獲得できるかが不透明な印象を受けます。

以下はあくまでカモネギの邪推ですが。。。

会社自体は継続させて、サービスの改善・一般公開・一般会員の増加はゆっくり対応して、株式を寡占している一部の経営陣が莫大な利益を得る、という流れになるのではという懸念が払拭できませんでした。

カモネギは、詳しい経営戦略・経営計画・財務状況を教えてもらえなかったのですが、実は営業機密事項として磐石な計画や管理体制が確立しているのかもしれませんが。

ライフコンシェルジュの成長性

現状では信頼性が低いため成長性は判断不能、という評価です。

信頼性が高まれば、成長性が期待できるか否かが判断できるかと思います。

ライフコンシェルジュの今後についてです。

一般会員向けのサービス

2022年4月から、テレビ等のマスメディアやSNS等で広告を打って、一般会員を集めるとのことです。

一般会員には月額2000円で基本サービスを提供し、オプションで様々なサービスが受けられるようにする予定で、詳細は経営陣で計画中とのことでした。

現状では、2000円の基本サービスの内容がどこまでカバーしているかが分からず、営業時間が延長されて使い勝手が向上するかも分かりません。

一般公開後の収益構造

ライフコンシェルジュの売上は、

  • モニター会員が支払う年会費
  • 一般会員が支払う月会費
  • 提携店の売上から還元されるマージン

の3つで、この売上から会社の販売管理費やモニター会員への報酬を支払う計画だそうです。

また、金融機関や外部の投資家から融資や投資を受ける予定はないとのことです。

一般公開にあたっての懸念点

そもそも信頼性が低いので、成長性に関わる以下の観点について客観的に判断することは困難であると考えています。

  • 計画通りに一般公開されるのか。
  • 計画通りに配当を受け取ることができるのか。
  • ライフコンシェルジュのサービスが継続するのか。
  • そもそも会社が継続するのか。

ただし、一般公開後の基本サービスが充実しており、営業時間が延長され、資金の流れや経営計画が外部に対して明確になるのであれば、一般会員も増えて事業も成長する可能性は十分にあると考えています。

カモネギの結論

※カモネギの個人的な主観です。
※カモネギの個人的な主観です。
※カモネギの個人的な主観です。

カモネギにとっては非常にハイリスクハイリターンであるため、投資の対象としては不適格です。

ライフコンシェルジュの権利収入を自分のポートフォリをに組み込むことは、身体検査を拒否している人を自衛隊に入隊させるくらいのリスクであると受け止めています。

コンセプトは素晴らしく、提供しているサービスも営業時間を除いては良く、現場で働いているコンシェルジュや法人営業部隊は非常に頑張っていると感じました。

また、Bさんには上記の疑問点をズバズバと質問させてもらいましたが、丁寧に対応していただき、分からないことは誤魔化さずに分からないと回答していただき、感謝しています。

しかし、資金の流れと経営計画が不透明であるため、会社自体や経営陣が信頼できるとは言い難く、事業の成長性に懸念が残ります。

もし、2022年4月の一般公開されなかった場合は、2021年8月時点での経営計画が実現できなかったことになります。

その場合は、経営陣が詐欺を企てている、もしくは、経営陣の経営能力が欠如している、のどちらかの可能性が極めて高いと考えています。

また、カモネギの投資や出資に対するスタンスを前提とすると、収支がプラスになるのは「会員数が150万人に達してからその人数を維持すると仮定した場合、150万人に達した時点から最低でも約10年後」です。

参考までに、あの日本アムウェイですら2016年の会員数は約75万組(法人や夫婦もいると思うので、人ではなく組だと思われます)なので、150万人に到達するとしても時間がかかると予想しています。

この権利収入はライフコンシェルジュの事業が長期継続し成長することが前提なので、カモネギが取り組むにはリスクは高いと判断しました。

ただし、カモネギの評価を逆にチャンスと捉える方もいるかもしれませんので、超ハイリスクハイリターンの投機先(投資先ではない)を探していると言う方にとっては、ありなのかもしれません。

カモネギは責任を負いませんが。

※ライフコンシェルジュの説明を受けるまでの流れは、こちらの記事を読んでみてください。

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