事業家集団での活動〜一念発起 – カモネギの本気

事業家集団

私がとある事業家集団に所属していた時のお話です。
フィクションかもしれないので、物語感覚で読んでいただければと思います!

この記事は「事業家集団での活動〜新卒で入社した会社を退職しフリーランスとして独立する」の続きです。

3冠の連続達成が始まる

事業家集団の活動に本気を出せば、3冠は簡単に達成できました。

新しく友人を作り、1対1でお茶や食事に行き、師匠に紹介する、と言う過程までは、ほとんど自分が思い描いた通りの現場にすることができました。私は師匠のことを尊敬していたし、師匠と話すことが友人にとってプラスになるという自信があったからです。

実際に、私と話すことで良い影響を受けたとか、師匠と話すことで視野が広がったと言う友人もたくさんいたことは事実です。

一念発起をするまでは、3冠をやったりやらなかったりの繰り返しでした。しかし、3冠を連続して達成することで、「私も頑張れば目標を達せすることができるんだ!」と言う自信につながっていきました。

また、セミナーなどで3冠を連続達成したメンバーが表彰される時間がありますが、そこで毎回表彰されることや、連続達成メンバーとして追加で表彰されることで、自尊心が満たされました。

セミナーの表彰の時間は、表彰をする側からすると正直なところ若干退屈な時間です。しかし、表彰される側からすると中毒性を持つものだと感じました。来月も表彰されたい、という思いも、3冠の連続達成のモチベーションの一つになっていました。

ネットワークビジネスの話は切り出せなかった

しかし、弟子入りまでは進んでも、一緒に事業(ネットワークビジネス)をやろうとはなかなか言い出すことができませんでした。

その理由は、一緒にネットワークビジネスに取り組むことが、その友人にとって絶対にプラスになると言う自信がなかったからです。

友人にとっては、ネットワークビジネス以外の方法の方が良いかもしれないと言う思いを抱くことも少なくありませんでした。また、私の中では「事業 = ネットワークビジネス」ではなく、「ネットワークビジネスは事業の一部」という認識でした。しかし、事業家集団内では最初に取り組む事業は必ずネットワークビジネスです。

これらのことも、私が言い出せなかった大きな理由です。

私も、友人が事業をやりたいと話したくなるように話を進めはしましたが、やはり私の本心がどこかで伝わっているのか、友人からそのように言われることはほとんどありませんでした。

財布にお金がじゃぶじゃぶ入ってくるようになるのか?

本気で活動する中でも、事業家集団の実質的トップであるT氏の発言と、現状の間に存在するギャップも気になるようになっていきました。

T氏は「みんなの財布にお金がじゃぶじゃぶ入る仕組みを作る」とよく話していました。しかし、それは本当に実現されるのだろうかという疑念も拭いされずにいました。

実際に、一緒に活動している(5系10人程度くらいの)メンバーが経済的に裕福になっているという印象は全く見られず、一緒に食事に行っても最も安いメニューを頼むという有様が改善される様子がほとんど見られなかったからです。

とはいえ、まずは3冠を半年継続

そのように、論理的そして感情的に矛盾を抱えたまま、もう1年は本気で頑張ろうと決めた手前、現場には行き続けました。

そして、なんとか結果を出したいと頑張った結果、3冠を半年間連続で継続するまでに至りました。

この3冠の連続達成と前後して、事業家集団に少しずつ変化が見られるようになってきました。

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