この記事は「事業家集団に入るまでの話〜13」の続きです。
まだ読まれていない方は、先に「事業家集団に入るまでの話〜13」を読んでみてください!
私がとある事業家集団に所属していた時のお話です。
物語感覚で読んでいただければと思います!
事業の概要を聞く(事前告知)〜説明を聞き終えて
Cさんから「3つの大事なお話し」をしてもらい、これで事前告知での一通りの説明が終わりました。
C「今までの説明で分かりにくいところはあった?」
鴨「今日のところは大丈夫です!」
C「また疑問があったら遠慮なく聞いてね!」
鴨「あ、次のセミナーの日程を知りたいです!」
B「かもねぎさん、この後15分くらい時間をもらっても良いですか?今後の予定について共有します。」
鴨「はい、お願いします!」
C「そしたら、後の説明はBさんに任せても大丈夫かな?」
B「はい、大丈夫です!」
C「そしたら、私は次の予定もあるので、カモネギさんとは次のセミナーでまた会いましょう!」
鴨「はい!本日はお忙しい中、お時間を割いていただき、ありがとうございます!」
こうして、事前告知が終了し、Bさんからセミナーの予定を共有してもらいました。
続くセミナーは、事業説明会(OM, Opportunity Meeting)です。
事前告知から事業説明会までは3日空いていたので、2日後にBさんとお茶をして、事業説明会に臨むこととなります。
事前告知は私服で受けましたが、事業説明会の服装はスーツもしくはビジネスカジュアルとのこと。
ネットワークビジネスではありますが、いよいよ事業立上げ本番という感じで、緊張感が高まってきました。
事業説明会〜概要書面編
3日前にBさんから事前告知(事業の概要説明)を受けて、いよいよ事業説明会の日を迎えました。
私は久々にスーツをバシッと決めて、不安と緊張の中、今まで出会ってきたメンバーを思い出して悪い人はいなさそうと思い、Bさんに指定された待ち合わせ場所に向かいます。
Bさんが指定した待ち合わせ時間は、事業説明会よりも1時間半ほど前で、事業説明会の前に渡す資料があるとのことでした。
駅で待ち合わせをして、雑談をしながらBさんと私で近くのカフェに入ります。
B「事業説明会の前に渡す書類についてなんだけれども、その前に。。。」
そう言って、Bさんはカードケースの中から黄緑色のカードを取り出しました。
B「私たちはNewaysという会社と契約して、ビジネスを立ち上げています。証拠がこのカードで、ここ(裏面)に私の名前が書いてあります。契約が完了すると、このカードが送られてきます。」
鴨「誰でもNewaysをやっていると名乗れるわけではなくて、その証明になるものがあるんですね。」
B「そうなんです。」
振り返ってみると、Newaysの会員証をこのタイミングで提示するのは特定商取引法でアウトな気がします笑
事前告知の段階で見せるべきかと思っていますが、もう過ぎ去った遠い過去の話ですね。
B「では、書類を渡します!」
そう言って、Bさんは鞄の中から厚めの封筒を取り出し、私に手渡しました。
鴨「結構量があるんですね!中身を見ても良いですか?」
B「はい、良いですよ!」
封筒から書類を取り出してみたは良いものの、製品カタログ以外はなんだか難しそうです。
鴨「これを全部理解するんですか💦?覚えるまでに相当時間がかかりそうな気が。。。」
B「全部覚える必要はなくて、最低限押さえておくべきところはセミナーで教えるから安心して良いですよ。」
鴨「安心しました笑」
B「ただ、この場で伝えておかなければいけないこともあるから、説明しますね!」
この説明の記憶はあやふやなのですが、クーリングオフ制度やNewaysの窓口、返品制度などについて説明を受けた気がします。
細かいことはセミナーで確認しようと思い、次の話題へ。
B「あと、セミナー中なんですが、周りの人のリアクションが大きくて驚くと思います。」
鴨「そんなにすごいリアクションなんですか?」
B「参加している人は、既に自分で事業をやっている人か、これから事業を立ち上げようとしている人です。皆が経営者なので、主体的に情報をとりにいく姿勢で、1対1でセミナーを聞いているような姿勢でセミナーに臨んでいるので、リアクションも大きくなってしまうのです。」
鴨「経営者としては当然の姿勢ということなんですね!」
まぁパブにいる外国人みたいな反応だろうと思い、セミナーの開場時間が近づいてきたので、カフェを出ることにしました。
セミナー会場のビルに近づくと、そこには既に20人くらいの人が並んでいました。
その中には見たことがある人もいたのですが、疑問に思うこともあったので、思い切ってBさんに質問してみました。
鴨(皆、めちゃくちゃ気合入ってるな)
鴨「すごい人数ですね!」
B「そうですよね!会社のセミナーでは、会場前から人が並んで待っているだなんてことはありませんもんね。」
鴨「私の会社も、その通りですね。」
B「これだけ多くの人が、今回のセミナーに価値を感じているということなんです。」
鴨「でも、事業説明会って、これからネットワークビジネスを始める人が対象のセミナーですよね?」
B「そうですよ。」
鴨「既にネットワークビジネスを始めているのに参加している人もいるということですよね?」
B「はい、そういう人たちは、自分が事業説明会でスピーカーになった時に話せるように、参加して学んでいるんです。」
鴨「そういう意図があったんですね!」
Bさんの回答にある程度は納得しつつ、顔見知りになった人に軽く挨拶をしているうちに、開場時間を迎えました。
※次章へ続きます。
事業家集団に入るまでの話〜15