教育虐待とは?原因・影響・防ぐために親が意識したい3つのこと【書籍から学ぶ】

育児

今年の4月から子どもが保育園に入園します。
子どもの成長に伴い、「どのような教育方針をとるべきか」に悩むようになりました。

特に、私自身が学歴コンプレックスを抱えていることもあり、無意識のうちに子どもへ過度な期待やプレッシャーをかけてしまうのではないかと不安に感じています。

そうした中で、教育虐待という概念を知りました。

本記事では、教育虐待という観点から教育との向き合い方を学ぶために読んだ2冊の書籍をもとに、要点と学びを整理しました。

教育に対する考え方は家庭ごとに異なりますが、本記事が私のように教育方針に悩んでいる方の参考になれば幸いです。

結論:親として意識したい3つのこと

  • 子どもに親の考えを押し付けない
  • 子どもの意思や特性を尊重する
  • 子どもが安心できる家庭環境を整える

本記事で紹介する書籍を通して、上記の3点が特に重要であると感じました。

教育虐待とは何か

教育虐待とは、「子どものため」という大義名分のもとで行われる過度なしつけや教育のことであり、結果として子どもの心身に悪影響を及ぼすものを指します。

教育熱心と教育虐待の境界は曖昧ですが、身体的・心理的虐待に該当するかどうかや、子どもを一人の人間として尊重しているかが判断基準です。

家庭内で教育虐待が起きる原因

親に以下の傾向がある場合に、教育虐待が起こりやすいとされています。

  • 100か0かで考える極端な思考
  • 学歴偏重の価値観
  • 日常生活全般(睡眠時間や交友関係など)への過干渉
  • 「子どものため」を口実にして親自身のための言動をする
  • 子どもを親自身のコンプレックス解消の手段にする

また、夫婦間でブレーキ役がいない場合や、教育が虐待に変わる一線を親自身が認識できていない場合にも、教育虐待に発展しやすいとされています。

教育虐待が子どもに与える悪影響

代表的な悪影響の一例です。これらの影響は一時的ではなく、長期的に人生へ影響を及ぼす可能性があります。

  • 脳機能(言語・記憶・感情)へのダメージ
  • 精神的不調や精神疾患の発症
  • 自分で意思決定する能力や活力の喪失
  • 非行・引きこもり・自傷行為などの問題行動
  • 虐待の連鎖

あわせて、以下の2点も重要だと感じました。

  • 「親以外の第三の大人の存在」が影響を緩和する可能性がある
  • 子どもの性格や先天的な特性(レジリエンスが高いなど)によって悪影響の表出具合が異なる

そのため、同じ接し方でもAさんには問題が生じなかった一方で、Bさんには悪影響が生じる、ということも起こり得ます。

また、幼少期の影響が大人になってから表出するケースもあり、影響の深刻さを強く認識しました。

書籍から得た学びのポイント

2冊の書籍を通して得た学びのポイントを整理します。

  • 教育虐待は特別な家庭だけの問題ではない
  • 親は「子どものため」という名目で暴走しやすい
  • 成功体験を持つ親ほど同じ方法を押し付けやすい
  • 子どもは反抗や非行という形だけではなく、摂食障害や引きこもりのような形でSOSを出すことがある
  • 内発的動機づけが重要であり、外的強制は長続きしない
  • 教育の基本は「子どもの成長を促すために子どもを励ますこと」であり、本質は「自由に生きる力を育てること」である
  • 教育に関する親の役割は、学校の教科書レベルの学力をつけさせる程度で十分である
  • 教育によってもたらされる価値は予言ができない
  • 学習塾や学校などで親以外から教育虐待を受けることもある

また、「良い子」とされる子どもほど問題が見えづらく、深刻化しやすいという点も印象的でした。

教育虐待を防ぐために私たちができること

まず、教育虐待の深刻さを配偶者と共有し、家庭内での共通認識を持ちたいと考えています。

その上で、以下の点を意識して行動していきます。

  • 子どもが生まれた時に強く感じた「元気でいてくれたらそれで十分!」という気持ちを忘れない
  • 自分の言動が「押し付け」になっていないか定期的に振り返る
  • 夫婦で相互に自分の考えを言える関係を築く
  • 子どもの話に耳を傾けたうえで対話をする
  • 子どもの意思・特性・得手不得手を尊重する
  • 子どものありのままを受け入れる
  • 子どもの「認めてほしい・褒めてほしい」という欲求に応える
  • 子どもに関わる周囲の大人の言動にも注意を払う

また、必要に応じて医療機関やフリースクールなど外部の支援を活用することも選択肢として持っておきます。

最終的には、家庭が子どもにとって安心できる場所であり続けることを目指します。

おすすめ書籍

教育虐待について理解を深めたい方には、私が今回読んだ以下の書籍がおすすめです!
個人的には、教育虐待について体系的に理解したい方は1冊目、具体的な事例を知りたい方は2冊目がおすすめです。

どちらの書籍も、体験談や実例が数多く紹介されています。現実に起きているとは信じられない内容もありますが、それらも含めて非常に生々しく描かれています。

なお、今回紹介した書籍の一部は、Kindle Unlimitedの対象です。
初回30日無料体験を利用すれば、無料で読むことも可能です。

また、子育てや教育に関する考え方を深めたい方は、以下の読書ログも参考になると思いますので、是非ご一読ください!

以上

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