モンテッソーリ教育を調べているときに、対比する感じで出てきました。
聞いたことがない教育方法ですが、興味を持ったので色々と調べてみました!
参照した資料
ウェブサイト
- https://japanjenaplan.org/jenaplan/
- 日本イエナプラン教育協会のウェブサイト
- 歴史やコンセプトからイエナプラン教育の特徴まで非常に見やすくまとまっています。
- 20の原則なども漏れなく記載されている。
- https://surala.jp/school/column/2972/
- 学校向けICT教材会社のウェブサイトの記事
- 1の内容がもう少し具体的に解説されています。
- メリット・デメリットも載っているので良い
- https://www.jenaplanschool.ac.jp/school/jenaplan/
- イエナプランを取り入れている大日向小学校/中学校のウェブサイト
- 実際の活動内容について記載されているので、イメージが湧きやすいと思います。
動画
- 日本イエナプラン教育協会の動画。オランダの映像だが、実際の教育現場が見られる。
- イエナプランについて簡潔に解説されているので、最初に見るものとして良さそう。
- 公立学校でイエナプランを一部取り入れている事例。
書籍
教育者向けの書籍であるように見受けられるが、書籍全体としてコンセプトの提示から具体的な詳細の説明、そして例示に移るので、私のようなただの親目線でも読みやすい。そのため、さっと読んで気になるところを深掘りして読む、ということがしやすいです。
イエナプランは、固定的なモデルではなく、ビジョンであり根本的姿勢である。これは、自由であることと同時に、選択を迫られるということでもある。
イエナプラン・スクールの6つのクオリティ特性も勉強になる。子どもたちに最近接領域(1人でできることのすぐ次の発達領域)での発達を経験させることなど。
イエナプランのコア・クオリティも、子育てに流用できそうである。特に、「子どもたちは、自分自身の発達に応じて評価される(他者や標準との比較においてではなく)という点は必要に感じた。他者と比較しなくても、標準とはどうしても比較したくなってしまうので><
また、現在の社会は極めて個人主義化しているので、他者と共に何かをするということを大事にしている点も、今後の子どもの成長を考えた時に武器になるのではと考えています。
保護者や家庭に関する内容もあるので、読んでみると良いかもしれません。
書籍は少ない模様。。。家の近くにある複数の図書館には、関連書籍はありませんでした。。。
以下の本なども気にはなっていますが、購入してまでという思いもあり、まだ読んでいません。
所感
個人を尊重すると同時に、他人を尊重し社会に対して責任を持つことも大切にしている教育だと感じました。近年は多様性や平等を背景に様々な主張をする方が散見されますが、個性と社会の両面での成長を図っている点が、これから生きていく上で非常に私も重要だと考えているので、理念に共感できる点が多いです。
社会性の観点からは、異年齢の子ども達で構成されるグループでの活動をしていることが特徴かなと思いました。後輩として先輩どう頼って力になってもらうか、先輩として後輩をどう伸ばしていくかやリーダーシップ、などは学生や社会人になっても必要になる力だと感じています。
ところどころに「批判的思考」が出てくるところが興味深いです。
各教科の最低限の学力をどう担保しているのかが気になる。異年齢グループで十分なのでしょうか?それとも学力の担保という価値観が古いのでしょうか?
一番大きなデメリットとしては、学校教育で取り入れる場合は学習指導要領との両立が難しいところだと感じます。そのため、日本で取り入れている学校は非常に少ないですね。
そのため、コンセプトを取り入れて、日常生活に取り入れていければ。
公立学校の動画の例を見て、自分で計画を立てるところからやるので、受験勉強や社会人になった時に仕事の進め方という点でも、将来的に役立ちそうに思います。
以上
